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〈 JKside 〉
今日はソジュヒョンの様子がおかしかった。
だって、寝ている時に白い息をしていたんだもん。
僕は何かあると思った。
だから僕は、宿舎に帰ってソジュヒョンに聞いた。
JK) ソジュヒョン、僕たちに隠していることはありませんか?
今日、ソジュヒョンが寝ている時に冬でもないのに白い息をしていたんです。
ソジュン) 何にも隠してなんかないよ。
JK) 嘘ってわかってますよ。
ソジュヒョン、嘘つく時ほっぺた触りますもん。
ソジュン) あー、あははは。
グギには敵わないね。
いいよ。
全部話してあげるよ。
そうして、ソジュヒョンは話し出した。
永眠凍結病について。
ソジュヒョンの話を聞いているうちに頰に温かい何かが伝う。
涙だ。
泣いていると気づいた瞬間に目から涙が溢れでてくる。
それから、僕はずっと泣いてしまった。
きっと泣きたいのはソジュヒョンのはずなのに。
そんなことを思いながら。
僕はソジュヒョンに頼まれた。
ソジュヒョンが寝ていたら一時間以内に起こすことを。
一時間以上寝ていたら、ソジュヒョンともう一度話すことさえ出来なくなるかもしれないから。
そんなの僕は嫌だ。
だから、もっと僕たちを頼って。
お願い、ソジュヒョン。
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作者名:Live | 作成日時:2019年7月11日 21時