i姫ちゃん 4

美容院 4 ページ24

北山side

ーーー




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しばらく、隣に座って
Aの様子を眺めてたんだけど
とうとう睡魔が襲ってきて
大爆睡したらしい俺。






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『…っくん！みっくん！！』






ゆさゆさと身体が揺さぶられる感覚と
Aの声でふと目が覚める。





北「…んぁ。終わったか？」






『終わったか？じゃないよ。
もう何度も起こしたんだからね？』




って、ぷりぷり怒るA…








北「A？！」





『なに？！急に大きな声だして。』






驚くA。



いや、俺の方が驚いてるか。









だってよ…

結局長かった髪の毛を鎖骨の辺りまで切って
ゆるくパーマかけるだけでこんな変わるもんなの？






北「…かわ」






『ふふ、似合う？』




北「…ん、あぁ。」




『みっくんがうるさかったから
切るのは、鎖骨までにしといたよ。』





って、なんともまぁ…。




男心くすぐること言いやがるうちの姫。





くぅぅうーーー。




可愛すぎるぜ、くそ。



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北「A！帰りクレープ買ってやる。」




『え？ほんとぉ？！』



北「おうよ。
ファンの子から写メバンバン撮られて
SNS上話題になんじゃね？」



『ふふ、髪型変わったって？
可愛く撮ってくれるかなー。』









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なんて、呑気なこと言ってるA。




俺達の発する言葉で一喜一憂する姿は
ほんとにいつみても飽きない。



これからもずっと、俺達の隣で
いろんな顔を見せてくれ。な？





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end

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