第34話〜とりあえず逃げたもん勝ちや!〜 ページ35
あ「うはっ。予想通り」
あの女は案の定、走り出した僕たちを追いかけてきた
しかも歩くのはあんなにふらふらだったのに、走るのは何故か速い
レギュラー陣程ではないが、普通の人よりは速いのではないだろうか
宍「本当に、追いかけてくるとはな」
忍「ほんま、びっくりやわ」
よく走りながら喋っていられるものだ。まぁ僕も喋っていたが
なんてこと考えている場合じゃない。後ろからあの女が追ってきているのだから
僕は後ろを振り返った。女のスピードは全然変わらない
正直言うと、僕の体力はそろそろ危ない
運動神経はいい方だが、体力はそこまであるわけではないのだ
自分のことを全力で呪いたくなった
向「そろそろ校門見えんじゃねーか?」
だいぶ走ったから見えるはず。というか見えてほしい
あ「こっからなら」
と、少し場所を移動して校門が見えるようにする
――よし、見えるか
そう思った。だが、本来見えるはずの校門が見当たらないのだ
校門の代わりにあるのは壁
慈「なんで門、無いの!?」
日「あ。校舎に入る前に･･･!」
思い出した。僕たちが校舎に入る前に校門は壁に変わっていたのだ
今頃思い出すとか･･･
鳳「ど、どうするんですか!?」
どうするも何も出れるとこがないんじゃ･･･
壁を乗り越える?いや、それじゃきっと向日さんしか出られないかも
あの女を片付ける?絶対無理だ
あの女も近づいてくる。どうする……
跡「そうだ裏口!裏口からなら出られるかもしれねぇ」
その手があったか!
あ「そうと決まれば裏口まで行きますよ!」
僕たちは再び裏口目指して走り出した
第35話〜遅くなって申し訳ございません〜→←第33話〜脱出脱出!早くここから出せー!〜
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刹那 - 最後のなんだったんだろう……………………………… (2018年5月6日 18時) (
レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 最後、ｿﾞﾜｯってなりました。 (2016年7月27日 23時) (レス) id: c1ab203411 (このIDを非表示/違反報告)
宵月(プロフ) - TAKIさん» いいえ〜w話すときはボードとかでおねしゃす (2014年2月14日 20時) (レス) id: eb875cee15 (このIDを非表示/違反報告)
TAKI(プロフ) - 宵月さん» おおきに！ww (2014年2月13日 7時) (レス) id: 5456315abe (このIDを非表示/違反報告)
宵月(プロフ) - TAKIさん» 全然おkッス! (2014年2月13日 7時) (レス) id: eb875cee15 (このIDを非表示/違反報告)
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