Stories 2 (ページ20)

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dt side

ab｢ウチの末っ子、ほんとよくできた子｣

ru｢えへへありがとー｣

dt｢1対9でいいのかな？｣

セル｢クソッ｣

セルカークが地面に手を着くと自分たちの影がぐにゃりと動き出しまるで手のように伸びて襲ってくる
当たりが暗くなり少し先も見えないくらいだった

mm｢康二の武器は俺が作りますっ｣

全員が自分の武器で黒い影と戦う
俺と目黒は先程作った武器を使う

ab｢悪魔が白ならこっちも白で行くのが得策だよね｣

fk｢なら俺らでラウールをアシストしよう｣

mm｢了解｣

iw｢ラウールこっち！舘様反対側お願い｣

ru｢う、うん！｣

dt｢分かった｣

照と俺でラウールを挟むようにセルカークがいるであろう方向に走る

左右から襲ってくる影は佐久間や翔太が
前はふっかが、後ろから追いかけてくる阿部は頭上の影を撃ってくれていた

それでも1度攻撃すれば消えてなくなるのだからまだ良い方だ
それにラウールのおかげで皆元気だし

ツタのように折り重なり伸びてくる影は攻撃を辞めないけど、それを足場にして確実に前に進んでいた…………はず