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第二話 ページ4

「俺が書き換えた!」


バンッと大きな音を立てながら入ってきたのは陸上部の顧問、高木なる男だった。


どうやら男は陸上部が全国で名を馳せる為に二人の入部届を書き換えたというのだ。


『あの〜…それならなぜ私が書き換えられたのでしょうか?私は悠仁くんとは違って走るの速く無いんですけどぉ…』


「…いや、マネージャーとしてな!」


「先生の視線が顔と体に…最低…!」


『あはは…。』


流石の少女も気味が悪いと思ったのかサッと少年の背中へ隠れる。


「…/////」


「そこ!イチャイチャしない!」


「甘酸っぱい空気出すな!」


『えっ!?/////ご、ごめんなさい悠仁くん…!』


「いや!/////全然…!」


甘露寺はイチャイチャという単語で初めて自分たちの近さを理解し、途端に頬を染める


「「イチャイチャすんな!!!」」
____________

『悠仁くん…本当に大丈夫?』


「そんなに心配すんなって!Aの分も勝ってくる!」


『そうよねっ、頑張ってね!』


「おう!/////」


どうやらどうしても二人を手離したくないらしく


高木の得意競技である、砲丸投げで勝負することになった。


甘露寺が心配しているのはそこだった。


何故短距離走じゃなく、わざわざ先生の得意競技なのだろうか。と


然し甘露寺の心配は杞憂に終わった。


虎杖の砲丸は高木の記録を軽く越え、サッカーゴールを凹ませていた。


甘露寺に向かって元気よくピースサインをしてみせる虎杖に、甘露寺は微笑んでピースサインを返した。


「ねぇ甘露寺ちゃん!
今日の夜、学校でさ…"あれ"開けようと思うんだけどさ…!来れる?」


『勿論です!私、何時も危ないからって外されててちょっと不服だったんです!』


「ごめんごめん!じゃあ今日の夜、正門でね!」


『はい!』


甘露寺は珍しく、絶対行きたいという感覚に襲われていた。


若しかすると双子の姉のことについて何か分かるかもしれない。


甘露寺はその好奇心で動いていた。

_____________

『…大丈夫ですか?』


「大丈夫よ!…とれないわね〜」


「わざわざ学校に忍び込んでやることか?」


「馬鹿ね、こういうのは雰囲気が大事でしょ」


先輩達が御札を剥がそうとしていたが


甘露寺は早くも嫌な予感がしていた。


_この箱…何だか危ない…?_


「とれた!とれたわよ!
…うっわ!!」


「どうした!?」


その箱から出てきたのは、


「人間の…指…?」

その時だった

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sou(プロフ) - 夏油さんが闇落ちしていない世界観!!とっても幸せです!そして蜜璃ちゃんとの双子っていう設定がもう勝利すぎて可愛いです!!♡ (2022年1月29日 19時) (レス) id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
イナアレオリ - 良かった傑様闇落ちしてなくって安心しました神様仏様ありがとうございます (2021年7月11日 15時) (レス) id: f4313b7def (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - とても面白かったです 更新楽しみに待ってます! (2021年4月14日 5時) (レス) id: 68aa4e53df (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - ちょっとずつで、いいので更新頑張ってください。私はずっとあなたの更新待ってますから。体にも気をつけて頑張ってください。(・∀~)♭ (2021年4月4日 12時) (レス) id: c3188baa62 (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロベビー(プロフ) - ラッキーさん» わあい!!嬉しいです!!これはご期待にそわなければ!!!!(必死) (2021年3月4日 20時) (レス) id: 875c9450d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マシュマロベビー | 作成日時:2020年12月11日 21時

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