恋の妹は呪術師になる【呪術廻戦】【鬼滅の刃】

第十二話 ページ15

次の日！！！



｢1年がたった4人って少な過ぎねぇ？」


｢じゃあお前、今まで呪いが見えるなんて奴会ったことあるか？」


｢…ねぇな」


｢それだけマイノリティなんだよ、呪術師は」


｢っていうか、俺たちで4人目って言ってなかったか？」


｢入学は随分前に決まってたらしいぞ
こういう学校だしな。何かしら事情があんだろ…起きろ甘露寺」


『う！？や、やだ私寝ちゃってた！？恥ずかしいわ〜！』


｢…(可愛い)｣｢…(可愛い)｣


ほんわかとした空気をスパンっと切るように五条の声がする


｢お待たせー｣


『(スマートに遅れてくるのね…そんなところも素敵！)』


｢2人とも制服間に合ったんだね」


｢おう！ピッタシ！
でも伏黒とAと微妙に違ェんだな。」


『(何だか、スカート短くないかしら…？)』


｢制服は希望があれば色々いじってもらえるからね」


｢え、俺そんな希望出してねぇけど」


『わ、私も…』


｢そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」


｢気をつけろ、五条先生こういうところあるぞ」


『自由人なのね！素敵！』ｷｭﾝｷｭﾝ


｢それよりなんで原宿集合なんですか？」


｢本人がここがいいって」


｢アレ食いたい！ポップコーン！」


『美味しそうね！…あ』


｢？｣


『わ、私はやっぱり遠慮しとくわ…！(伏黒くんや五条先生に引かれちゃうわよね…うぅーっ！食べたい…我慢我慢…)』


そう言い聞かせ、前世では姉の婚約者に、今世では好きだった男の子に言われたことを思い出す。


＿その髪色が子供にも遺伝すると考えたらゾッとします＿


＿お前食べすぎ…気持ちわりぃ…＿


＿双子の姉妹揃って…呪われてるんじゃないですか？＿


＿化け物並の力してるし、女として見れねぇ＿


｢何でだ？｣


『私の事はいいの！(だってみんなと仲良くしたいものね！)』


｢どーしたの、食べればいいのに｣


｢…？｣


｢…(まだ、悩んでんのかな…A…)｣


そうして、甘露寺は空腹と戦いながら必死に歩いていた。


すると、スカウトマンを引き止めている茶髪の女の子がいた


｢俺たち今からアレに話しかけんの？ちょっと恥ずかしいなぁ｣


｢オメェもだよ｣


『はしゃいでる悠仁くん…！可愛い！』ｷｭﾝｷｭﾝ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢そんじゃ改めて
釘崎野薔薇。喜べ男子、美少女よ。」


｢(ウザ…)｣


｢俺、虎杖悠仁。仙台から」


｢伏黒恵」


『私は甘露寺A！私も仙台から来たの！釘崎ちゃんと仲良くしたいわ！』

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