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4話 ページ4
朝早く起きて、おにぎりを口に詰めて行く。
朝練が何時からかよく分からないから
6時半には着くように起きた。
学校につくと自転車部の人達が集まっていた｡
金髪の男子の所に一目散に向かう。
全員の視線が私に集まる。
「入部届けです。」
「マネージャーは募集していないと昨日
言ったはずだ。」
「入部届けです。」
「マネージャーは募集していない。」
するとまた目付きの悪い男子が
「福ちゃんは､マネージャーいらねえって言ってんの！！」
「理由は？」
「それは､俺のファンの子が俺目当てに入ってくるからさ！」
カチューシャの人は自慢気そうに言ってきた｡
「ならカチューシャの人のファンじゃないことを証明すればいいんですか？」
私は拳に力を入れて
ドガッ！！
カチューシャの人の顔を思いっきり殴った。
これには金髪の男子も驚いたように目を見開いた。
「な､何をするんだ！？
俺の顔がああ！！」
「顔の一つや二つ潰れたって自転車には影響ありませんよ。」
「名前は何と言うんだ！！」
「別に貴方に言う筋合い無いんですけど。」
「先輩命令だ！！
今ので何人の女子が発狂し泣くと思う！？」
「じゃあ、名前言うんで入れて下さい。」
「分かった！！
この俺が責任持って入れよう！！
さあ！名前は！？」
「ちょろいな････」
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作者名：流星 | 作成日時：2018年1月31日 19時
