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12月22日。
依子「すばるー…やっぱ今日無理そやねんかー。」
ちょうど駅ついてからやで。依子から電話かかってきた。
『おまえそれ、もうちょっとはよ言えや。』
この荷物持って雪の中外出てんぞ。
依子「ごめん！明日、うちがそっち行くし。久々に泊まってもええ？」
あかん。
『……ごめん、依子。俺らもう「うちまだすばるのこと好きやから。」
…なんや俺ら終わってたんとちゃうんや。
部屋のそうじまでした決心はグラグラ揺れた。
依子「じゃー。あした。」
そう言って一方的に切りよった。
このままズルズル付き合うてくんやろな。
まぁええかで別れる別れへんを
決めるような関係やったんやとも思った。
いっつもそうや。
だからテキトーにホストとかやってるんやろな。
自分が小さすぎて
駅から出てくる人に埋もれそうな気分や。
こんな時に限って浮かんでくる。あいつの顔。
ちゃう。
ほんまにあいつや。
雪の中傘もささんと出てくる。
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作者名：こころ | 作成日時：2017年2月26日 4時
