＊HONEY BOYs＊8

小さなナムジャ ページ48

＊





蚕室室内体育館....



時計が

メモに書かれた19時30分を指す





ナオ『姉ちゃんこっち‼︎』




遠くから人をかき分けて

ナオが手招きする





この人だかりは何だろう



皆EXOに向けたメッセージや


鹿と書かれたボードを持っている






『何があるの？』



ナオ『え....何も聞いてないの？』




ナオに誘導されて入り口とは

反対側にある場所につくと


クビにStaffと書かれたパスをかけられた




『これ、リノさんと仕事した時につけたことある〜』



警備員さんに

首からぶら下げていたスタッフパスを見せると中に入れてくれて


たくさんの人が忙しそうにしていた





テミ『Aヌナ‼︎』



『あれ、テミンくん』




今度はテミンくんとナオに連れられて

人が少ないトイレの前にいくと


この暑いのに

無理矢理ウィッグやらキャップやら

だて眼鏡までつけられた




ナオ『服...用意したけど大丈夫ね‼︎』



テミ『ヌナ‼︎似合う‼︎デビューしてみる？』



ちょ...

何で男の子に変装しなきゃ....




セフ『テミニヒョン来てとんでとぅか？』


あ、セフンくんだ‼︎

セフンくん私に気づくかな？



セフ『ナオヌナまで〜あ、Aヌナは....さすがに来れまてんよね』



います‼︎

ここにいます‼︎


さすがに来れないなんて


セフンくん酷いよ‼︎




カイ『Aヌナ‼︎来てくれたの？！』



少し向こうから

ジョンインが手を振りながら走ってくる



さすがジョンイン‼︎

よく気づいたね




セフ『Aヌナがどこに...』

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