無効な人形 ページ12
＊
辛くても、カサカサの手が悲鳴をあげても
仕事中に耳から聞こえる彼の声に癒される。
少し高めだけど
優しく、包み込むように歌う彼の声。
h「えらくご機嫌ですね。A。」
『あ、お疲れ様です。ヒョンウォンマネ』
いつの間にか、鼻唄歌ってたか 笑
h「何かいい事あった？？」
『え？』
私のイヤホンを外しながら
口をへの字にして、私をジロリと見る
ヒョンウォンマネージャー
h「最近、これ」
イヤホンを自分の耳にすると
誰だ？
と言わんばかりに、眉をひそめる。
h「よく聞いてるのか？」
『たまには、いいかなって』
マネージャーってば、音楽とか興味あるんだろうか.....
イメージ的に、本？
いやいや....クラブとか行ってそうだ 笑
h「へー.......っ！？」
『マネも良かったら聞きまっ！！』
グイッと引かれた腕のせいで
ヒョンウォンマネから
かなりの至近距離......
『ちょ....マネ？近！！』
h「んだこれ....」
『へ？』
ぷらーんっとエプロンのポケットからぶら下がった
あの、ブサイクな人形。
何故か、ヒョンウォンさんは
さっきより眉をひそめてた。
h「これ、どーゆう意味だ？」
どーゆう意味だって......
チェンさんは、無効？？
とか何とか言ってたけど。
『無効？って言われたんですけど、ヒョンウォンさん何か知ってるんですか？』
h「無効.....だと？」
『ちょ、マネ...ヒョンウォンさん！？』
目の下をヒクつかせながら
私に背を向けて、行ってしまったマネ......
『一体、何だ？？？』
とりあえず、不機嫌だった事は間違いない。
わたし何か怒らせた？
『わ、わけわかんない....』
その日の勤務を終えて事務所に帰ると
同期のマリがいて
今にも泣きそうな顔で、わたしに突進してきた。
マ「ちょっとおおおおっ！！」
『な、なに 笑笑』
.
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moBu .(プロフ) - お返事ありがとうございます（ ; ; ）そうだったんですね、いつか読めることを楽しみに待ってます(^-^) (2016年5月6日 0時) (
レス) id: 1ad25fc6df (このIDを非表示/違反報告)
めいちぇん(プロフ) - moBu .さん» こんばんは(^^)アンケート結果にそって更新予定ですが、タオちゃんは今の所まだ更新予定がなくて.....いいお話が浮かんだから、やってみたいです(^^) (2016年4月26日 23時) (レス) id: f67f165a18 (このIDを非表示/違反報告)
moBu .(プロフ) - 初めまして(^-^)ぜひ、タオバージョンも書いて欲しいです！ぜひ、書いて欲しくてコメントしました（ ; ; ）もしよろしければ、よろしくおねがいします。 (2016年4月21日 0時) (レス) id: 1ad25fc6df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいちぇん
| 作成日時：2016年2月16日 1時
