指先から〜チェンside〜 ページ2
＊
本当は見たくなかったし
胸が苦しくて
帰ろうかとも思った
でも1人外に出ていく
Aさんを見つけて
すぐに僕も外に出た
『消毒』
今更だけど
何て大胆な事をしちゃったんだろう
Aさんが嫌がれば
消毒にもならないのに...
『あ、ありがとうございます』
チェ『え？』
『元気付けようとしてくれたんですよね？』
笑いながら風になびく髪を抑えると
下を向いたAさん
僕の見間違いでなければ
彼女の頬は赤く染まっている
期待....
していいの？
僕の消毒で赤くなったって
住人『こんばんわ〜今日は涼しくていいね』
『あ、こんばんわ』
多分このフロアに住む叔母さん
叔母さんのお陰で緊張していた僕の心も和む
カイ『ヒョン達何してんのー？食べちゃうよー』
チェ『今行く！』
＊
大きな鍋で作られた
熱々のプテチゲ
いつも大人数で食べてるけど
女性の手作りなんてこの間実家に帰ったきり
食べてなった
レイ『んー‼︎美味しい！』
タオ『ナオヌナの料理は最高でしょ？』
何でタオが自慢気なんだか
ナオちゃんの隣でそわそわしてるベク
チェ『ベク食べないの？』
ベク『食べる！食べる！』
さっき部屋で何してたんだろう...
僕も男だし
やっぱりそこは気になってしまう
カイ『ヌナ！ご飯おかわり‼︎』
『はいはい、ジョンイナたくさん食べてね』
Aさんの隣をルハニヒョンとジョンイナに取られてしまった僕
ご飯をよそう彼女を見て
いい奥さんになりそうだな
なんて箸を咥えたまま想像していた
『チェンさんおかわりは？』
チェ『あ、ください』
さっき触れた指先がこそばゆい
彼女の唇は柔らかくて
あぁ、女の子なんだなって
指先から感じる事ができた
ダメダメ
頭で張り巡らされる
彼女の唇
指先は彼女の唇の感覚を当分忘れないだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 443人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mei(プロフ) - なみさん» なみさん！コメントありがとうございます（＾ν＾）わたしルハン書いてて楽しいです〜ガンバッて更新しますね〜 (2014年6月9日 16時) (
レス) id: 0326b18895 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - いつも楽しく読ませていただいてます。個人的にはこのお話のるはんさんがすごく好きなキャラなのでるはんさんとくっつきたいのにジョンデが…(笑)なるべく粘ってくれることを願います（笑） (2014年6月9日 15時) (レス) id: 7845e46618 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - ひーさん» はい 笑 まさかのナオ派だったみたいです！笑 (2014年6月4日 19時) (レス) id: 0326b18895 (このIDを非表示/違反報告)
ひー - ギョンス、まさかのナオ派か…ショック。。続き楽しみにしてます！ (2014年5月31日 23時) (レス) id: 6555247ee1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めいちぇん
| 作成日時：2014年5月27日 20時
