私の隣 ページ21
＊
店「前に話した若い男の人ですよ。お客さんが帰った後に来店して、ずっと見てましたよ？ここから外を」
正直泣いてしまいそうだった。
ミンソクさんだ。
ミンソクさんに、間違いない。
店「それでこの豆、来たときにあげてくれって言ってましたー....だ、大丈夫ですか？」
不覚にも、いつの間にか涙が溢れていて
店員さんを困らせた。
ミンソクさんだ。
ミンソクさんが来てたんだ....
店「良かったらあっちに座って珈琲飲んで行ってください。いまお客さんいないですし。」
『ずいまぜん....ッぐす...』
ふわん。
お姉さんは、温かい珈琲をだしてくれて
その珈琲があの豆だってすぐに気付いた。
『これ.....』
店「あの豆です。今日は特別ですよ？」
ニッコリ笑うと、また豆を挽きに機械の方へ行ってしまった。
やっぱりこの香り、すごく落ち着く。
ミンソクさんが隣にいるみたい。
『逢いたくないなら....こんな事しないでよぉ』
珈琲を飲んでホッとしたのもつかの間。
バックに入った携帯がけたたましく鳴り響いた
画面を見ると、ヤンさん。
わッ！！
ヤバい.....すっかり忘れてた！！
『ご馳走様でした！！！』
カラン。
ヤンさんと約束してたのをすっかり忘れてしまってた。
約束の時間を大幅に過ぎてしまって、焦りながら待ち合わせ場所に向かった。
『ご、ごめんなさい！！』
ヤン「大丈夫。気にしないで？お腹すいたでしょ？」
やっぱりヤンさんは大人だ
大人の優しい配慮。
それに、サラが言った通りお付き合いするには勿体無いくらい素敵な人。
だから、余計に中途半端な気持ちのまま会うのは良くないと思う。
『ヤンさん....あの』
ヤン「座って話そう。」
『はい....』
素敵なお店に、素敵な相手
だけど心の中にはミンソクさんと、私の隣の椅子にはあの珈琲豆。
ヤン「Aちゃん、今日はちゃんと言おうと思って。」
『はい。』
次に言われる言葉は分かってた
分かってて、約束したから...
そのつもりでここに来るつもりだったから。
ヤン「付き合って欲しいんだ。」
.
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にに(プロフ) - しうちゃん…好き←しうちゃんのものになります← (2015年10月10日 4時) (
レス) id: 64f947eed1 (このIDを非表示/違反報告)
めいちぇん(プロフ) - もかんちょさん» もかんちょさん。コメントありがとうございます！にょるくんですか！！ランキングは何番だったかな？上位だったと思うので待っててくださいね！ (2014年12月21日 21時) (レス) id: 4574dc3024 (このIDを非表示/違反報告)
もかんちょ(プロフ) - 今は ちゃにょる ぺんです ！ おお 、 期待して待ってます w (2014年12月15日 16時) (レス) id: 5c5be107df (このIDを非表示/違反報告)
めいちぇん(プロフ) - ミホさん» ミホさん。コメントありがとうございます(^^)今の所予定はないのですが、あと9人分書く予定なんです。希望が多ければ番外編もありですね！！ (2014年12月13日 2時) (レス) id: 4574dc3024 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - はじめまして、夜遅くにコメントすみません。いつも読ませてもらってました！終わってしまうのが本当に残念です(T ^ T)時間など大丈夫でしたらまたこの作品のシウの番外編をかいてください♪ (2014年12月13日 1時) (レス) id: c22918b2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいちぇん
| 作成日時：2014年11月2日 16時
