目指せ太陽克服! ページ13
煉獄「では、胡蝶...いや、カナエもA少女も太陽の下へ出られるのか?」
しのぶ「はい。ですがやはりAさんのほうが鬼の血...鬼舞辻の血が濃いのか死ぬほど辛いようですね。あっ、でも姉さんは鬼舞辻の血ではなくAさんの血で鬼になってますから違うんですかね...」
「なら何故布団を剥いだ...」となんとも言えない顔でしのぶを見る煉獄。
しのぶ「姉さんは少しゼーゼー言いながら汗だくで歩いているだけなのでどんなにAさんが辛いのかは分かりませんが、もしかしたら毎日日に当たる事で症状が和らぐ事もありえますし。やってみる価値はあるのかと...」
そういうしのぶに「うむ」と険しい表情をした煉獄。暫く考えると「よし、やってみるか」と言うとAの被る敷布団を不意打ちで奪った。
A「あつっ!!」
そして再び転げまわるAに、しのぶは「あっ」と何か思いつき再び敷布団をかける。
しのぶ「どうでしょう。この際ですしAさんの隊服をできるだけ露出の控えたものにしてみるというのは。そうすれば日の光が直接当たらない分負担は少ないかと。それでも特訓は必要だと思いますが」
その意見に「なるほど!」と煉獄が嬉しそうに反応を見せる。
煉獄「少々暑いかもしれないが、それならA少女と日中も騒ぎ回れるな!」
あまりにも嬉しそうにするもので、なんだろう?と思って聞いていたしのぶだが、「仕事してくださいね?」と黒い笑みを浮かべた。
A(私の仕事...増えるな...。夜も結構忙しいというのに...)
聞いていたAは思わず肩を落としたという...
そして少し話せばまた、しのぶは蝶屋敷へと帰った。
そして煉獄はAの太陽克服訓練を実施するがあまりにも辛そうにしていたため内容を変更してポカポカに太陽の匂いがする布団でAを寝らせるというものに変えた...。
A「いいにおいがする...」
だがあまり匂いは関係ないらしく、Aは幸せそうに眠ったそうだ。
そんな姿を見て煉獄は、布団を毎日干そうと思ったらしい。
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ZERO(プロフ) - めっちゃこの作品好きです!これからも頑張ってください! (2020年12月29日 18時) (レス) id: 1263adbeae (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - ああぁぁ…この作品ドストライクすぎてヤバイ…好き…高評価一回じゃ足りない…! (2019年9月1日 1時) (レス) id: abf8cccd28 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - いえいえ!こんな素晴らしい作品を読めるなんて私は幸せ者です!応援しています! (2019年8月20日 19時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!すごく面白くて好きです!これからも頑張ってください! (2019年8月20日 17時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2019年8月19日 13時