結婚を前提に友達から始めよ？ Ⅲ 【呪術廻戦】 (ページ6)

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存在ページ6

悟side

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そう...その日は雨だった。

悟「ほら。傘落としたぞ」

A「ありがとうございます」ｷｭﾝｯ

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恵「カット！！カットですよ！！Aさんが傘拾ってもらっただけでｷｭﾝｯはありえないでしょうが！！！」

野薔薇「どこの世界に雨の日に傘落とすバカがいんのよ！！普通に歩いてたんでしょ！？」

悟「えぇ〜、僕とAの思い出(存在しない記憶)否定された〜」

七海に「やはり顔じゃないですか。馴れ初めなんてないでしょう」と言われ呆れられる。

傑「そう、その日は寒い日だった...」

ーーー

傑「悟〜！硝子が教室で煙草使ってドミノやるって。くるだろう？」

早朝、悟の部屋へ押入る。

悟「ん〜、後で行く...」

眠そうにする同期の腕にはA。
二人とも服を着ていなかった...

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悠仁「これが噂の...ワンナイトから始まる恋...」

建人「○んでしまえばいいのに」

悟「違う違う違う！！絶対違う！！だって僕童貞だもん！！」

野薔薇「生徒の前で自分の貞操事情暴露してんじゃないわよ変態教師！！」

傑「悟...授業どうなってるの？」

悟「たった今お前がメチャクチャにしたんだろ！！」

傑「あの日の夜みたいに？」

悟「まっっっじでやめろ！Aが聞いてたらどうすんだよ！！」

傑「ここにいるけど」

そう言われ傑の後ろからチラッとAの顔が目に入る。

あっ...僕の人生終わった...
これは切腹案件だろ...

いや、諦めるのはまだ早い。

悟「A〜！傑とみんなが僕をいじめるんだよ」ｷｭﾙﾝｯ

少しかがんでブリブリなプリティ上目遣いでAを見る。

A「傘拾ってくれてありがとね」

悟「スミマセンでした、僕の思い出(存在しない)がご迷惑をおかけしました」

だがあっけなく破られたのであった。

悠仁「Aさん、馴れ初め教えてよー！」

野薔薇「そうよそうよ！こいつら当てにならないのよ！」

そうAに言う二人にどんどん顔に熱が集まっていった。

A「んー」

少し考えるような素振りを見せるAに胸が高鳴る。
恥ずかしさと顔に集まる熱できっと今すごい顔してるとおもう(マスク越しだからわかんないだろうけど)。

A「特に馴れ初めはないかな。強いて言うなら、強くて優しいところかな」

そう微笑むA。

はァァァァ〜！
好きっﾂﾞﾂﾞﾂﾞ！

野薔薇「ない」

恵「ないな」

建人「ないでしょうね」

傑「ん〜、なし」

何がないんだよ！！