映画 ページ13
Aside
悟「悠仁、いい？Aがいくら魅力的だからって襲っちゃだめだよ？宿儺が襲わないよう監視もしといてね？」
次の日朝早くに3人で高専に行けば私も来たことがないような部屋へ。ソファーとテレビと学長のぬいぐるみしかいない...
悠仁「襲わないよ...五条センセー、俺がAさんと話してるだけでムスッとしてるし独占欲半端ないんだもん」
悟「もう、悠仁ったら。一途って言って♡」
宿儺「さっさと行け。目障りだ」
宿儺に追い出されるようにして部屋を出ていった五条だが、それよりも宿儺が馴染んでいるのに驚きだ。
宿儺「赤だろうと青だろうとどちらでも構わん。爆発したところで傷一つ付かん」
悠仁「それはお前だからじゃん！パンピーは傷つくんだよ！！」
宿儺「ふん。軟弱者が」
呪いの王ってやっぱり適応能力半端ねぇ...
そう思いながら私も映画を見入っていた。
宿儺「子はまだか？」
悠仁・A「「ﾌﾞﾌｰｯ！！！」」
するとスペース物の映画を見始めてすぐそんなことを言うのだから飲み物を吹き出し、手に持っていたポップコーンは吹き飛んだ。
A「飯はまだか？に対して、おじいちゃん、、、ご飯もう食べたでしょみたいなノリで聞くのやめてもらっていい？？」
悠仁「どんだけ楽しみなんだよ！！孫か！！」
チッ...という宿儺の舌打ちに苦笑しながらも映画を見る。
呪いの王なのに子供好きとは意外だな...
宿儺「俺の遊び相手になれるくらいには強くせねばな。手取り足取り教えてやろうではないか...ｸｯｸｯ」
悠仁「子供は...まだ早いのかもしれないな...」
A「そうだね。まだお友達だしね」
宿儺のその言葉に私達二人が天を仰いでいたのは言うまでもない。
傑「やぁ、Aに悠仁。特訓は順調かな？」
だいぶ眠くなったところで夏油が来てまじで助かった...
A「夏油、ここ座れ」
そう言って私と虎杖の間に座らせた。
宿儺「この男は何をしている。さっさと殺してしまえば良いものを」
悠仁「だーかーらー！主人公が敵をそんなにあっさり殺したらだめでしょーが！つか、それじゃ映画30分で物語終わるわ！！」
そう。平安時代出身の宿儺おじいちゃんにはエンタメは分からないのだ。
時代劇とか見ると分かるんだけども恋愛映画とかサスペンスとか今時のジャンルは分からんのですよ。
傑「なるほどね。要は宿儺に映画をある程度わかるように翻訳してあげればいいんだね」
悠仁・A「「そう」」
続く
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ツバキ(プロフ) - この夫婦ちゅき💘 (3月12日 21時) (
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2024年3月9日 21時
