結婚を前提に友達から始めよ？ Ⅲ 【呪術廻戦】 (ページ12)

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祝言ページ12

Aside

宿儺「コレは何だ」

悠仁「唐揚げ」

宿儺「コレは」

悠仁「天津飯」

宿儺「ほぅ」

しかし...

仲がよい。
非常に、よい。

でも仕返しのレベルが心臓取っちゃうからやっぱりレベチ。

悟「A...可愛い僕に免じて許して」ｷｭﾙﾝｯ

僕に免じてってお前が原因やん。

そう思いながらもため息をついて頭を撫でた。

宿儺「子はまだか」

悟「親戚のおじいちゃんかっ！！」ﾌﾞﾌｰｯ

宿儺の一言で五条が盛大に吹き出した。

悠仁「どっちに似るんだろうな」

宿儺「ベースは小娘、術は五条悟が都合がいい」

悠仁「なんで？」

宿儺「五条悟みたいなやつ(中身)が二人もいてみろ。死人が出るぞ(精神的)」

悟「なんでもうできる前提なのさ！！ベース僕でも可愛いっつうの！！ね？A！！」ｷｭﾙﾝｯ

キラキラ上目遣いおめめでこちらを見る五条。

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

A「可愛いのは五条出たりてるかな」ﾌｯ

そういえば「もう、Aったら♡」とモジモジしている。

宿儺「さっさと祝言(しゅうげん)を挙げてしまえ」

悠仁「なに祝言って」

宿儺「婚礼の儀だ。そんな事もわからぬのかユトリセダイが」

両面宿儺がユトリセダイって言ったよ。
だいぶ現代に染まってハイカラになったな呪いの王。

悟「もう、宿儺ったら。まだお友達♡」

宿儺「気色が悪い。本来の姿であれば首を飛ばしていたぞ」

悠仁「先生、流石にキモい...」

二人揃って五条を軽蔑的な目で見ているが当の五条はムフフと楽しそうだ。

宿儺「おい、小娘。この男のどこが良い。顔と術式以外にまるで良いところが分からんな」

あの両面宿儺に顔を認めさせる五条って一体...

A「金と地位と権力もあるよ？」

宿儺「納得がいった」

悟「納得しないでっっっ！！」

そうふざけて言えば虎杖は爆笑だ。

A「そうだな。どこが良いって言えば色々思いつくけど、やっぱり隣にいないと寂しいのが大きいんだろうね」

悟「それは僕も一緒だよ。ずっと側にいて欲しいんだよね」ﾌｯ

五条は私の目を見てﾌｯと笑う。
その姿にドキリとしながらも和んだ。

悠仁「今のもうプロポーズで良くない？祝言挙げちゃえば？」

宿儺「覚えた言葉を早々に使うな。阿呆に見えるぞ。まぁ...その通りだがな」