結婚を前提に友達から始めよ？ Ⅲ 【呪術廻戦】 (ページ2)

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情報ページ2

新田side

突然ですが、新田明っス。

「に、新田ちゃん！！今日の藤宮さんと五条さんどうでした？？」

「あ、それ俺も気になってた！！伊地知さんゲッソリしてたけどそういう日ってだいたいオイシイ話があるんだよなぁー！！」

私達補助監督は日頃から激務を極めてるっス。
呪術師が肉体労働なら、補助監督は頭脳労働。
どっちにしろ車の運転手や呪術師のサポートのため任務への動向はよくあるので死と隣合わせ。
そんな毎日は正直娯楽でもないとやっていけないんスよ。

新田「今日はっスね。車に乗り込む直前にいってきますのチューでしたね...」

「「ひやぁぁぁぁ〜！！」」

目の前で飛び跳ねながら悶える同僚。
そう、つい最近我々に娯楽ができたっス。

まだ友達なのに明らかに新婚夫婦のオーラを放つ五条悟と藤宮Aのイチャイチャ情報交換会。
あのちゃらんぽらんで何にも執着せず顔色も変えない五条さんと、こちらもあまり執着せず顔色も変えない上に自他ともに厳しいAさん。そんな二人がお互いの前でだけ見せる顔...

新田「Aさん最近ぐっすり寝られてるみたいで調子も良さそうっス。日本に帰ってきたばかりのときは青白い顔をしてたのに...」

「五条さん効果！？」

「五条さん絶対夜は寝かせてくれないタイプだと思ったのに以外や以外...」

「甘酸っぱい青春みたいな恋愛してんだろうなぁ...」と妄想に浸る日々。

新田「正直、Aさんの顔色がこれ以上悪くなるようなら後部座席はホテルベッド仕様に改造しようと思ったっス...」

「分かる。俺達も見てて心配だったし、何より夏油さんと家入さん達からも藤宮さんを支えてやってくれと頼まれたくらいだもんな」

「良かったぁ、藤宮さん顔色戻って！！」

なんとか冷蔵庫だけですんだけどベッドまで改造で取り付けてたらどれだけ謹慎が長引いたことか...

伊地知「3人とも、声が大きいですよ。藤宮さんも五条さんも容姿端麗、家柄もよく財力もあり、おまけに特級術師です。補助監督や他の家の方々からも常に注目の的。無闇に情報交換するとお2人の首を絞めることにもなりかねません。くれぐれもお静かに」

すると私達の話を聞いていた伊地知さんからお叱りを受ける。
確かにあちこちから注目の的っスけど術師としてだけではないっス。
2人に恋心を寄せる人も多く、特に補助監督の女性陣男性陣共にバチバチっす...