仕様 ページ1
Aside
実家から帰ってきてからというものだ。
ｷﾞｭｯ
悟「A...今日帰り何時？迎えに行ってもいい？」
朝は五条宅の大きなベッドで起きて、どちらかが朝食を作り食べて、伊地知さんが迎えに来た車に乗って高専へ。
車の中でお互いのスケジュールを確認するのは日課だった。
A「今日中に帰ってこれるかわか...んないけど急いで帰るね...」
悟「上、消しちゃおっかな...」
A「消さない消さない」ﾊｧ
伊地知(もう、夫婦じゃないですか...結婚すればいいのに...)
伊地知さんの深いため息に五条が「ﾁｯ」と舌打ちをしている。
伊地知「と、到着しました...ﾋｨｯ！」
五条がすごい形相で伊地知さんを睨みつけた...
A「ほら、行くよ。早く仕事しないと今日中に帰れなくなる」
悟「んじゃ、伊地知待っててね〜！僕Aをお見送りしたら任務行くから！今日は車ぶっ飛ばしてね(圧)」
伊地知「そ、そんな、無茶なっ！！」
伊地知さん...ごめんね...
ｷﾞｭｯ
ｷﾞｭｯと手を握られ車から降りる。
私が乗る予定の補助監督の車の前までくれば急に五条がソワソワしている。
新田「Aさんお久しぶりっす！」
A「新田ちゃん久しぶり。今日はよろしく」
「どうぞどうぞ。お疲れでしょうしリムジン仕様にしてみたッス！！」とドアを開けてくれる新田ちゃん。
リムジン仕様って何やねん。
突っ込みそうになりながら後ろを振り返る。
ﾁｭｯ
A「五条、あまり伊地知さんを困らせないようにね。いってらっしゃい」
軽くキスをすればボっ！！と顔が真っ赤になる五条。
悟「ケダモノッッッ！！もっと雰囲気ってあるじゃんっっ！！///」
バカバカ言い出す五条だが嬉しそうだったからそのまま車に乗り込む。
A「うわ、車に冷蔵庫ついてるなにこれ...」
新田「中にワインと水とジュース入ってるッス！！」
改造したな...元ヤンよ...
通りでしばらく合わなかったわけだ新田ちゃんと...
話を聞けば車改造して1週間謹慎食らってたらしい。
マジかよ...
悟「A、いってらっしゃい。怪我しないでね」
ﾁｭｯ
耳を真っ赤にしてそういう姿に愛おしさを感じながらも「うん。いってきます」と返す。
新田(絶対、夫婦なんスよね、、、距離感が...これでまだ友達ってじれったいッス...)
悟「お昼はちゃんと食べるんだよっ！！あと、こまめに水分も取って！！疲れたらこまめに休憩だからね！！」
オカンかお前は...
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ツバキ(プロフ) - この夫婦ちゅき💘 (3月12日 21時) (
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2024年3月9日 21時
