悲鳴 ページ29
Aside
A「ご、ゴジョーサン。酔った勢いで襲うのは勘弁ネ...」
完全に顔の引きつる私をよそに首元から順番に下へ下へとキスをしていく。
ﾁｭｯ
ﾁｭｯ
ﾁｭｯ
ﾁｭｯ
悟「かわい...ビクビクしてる...」
A「お、落ち着いて、早まるな、深呼吸！！」
悟「顔真っ赤。えっち」
お腹のあたりまで行くとキスをやめて戻ってくる。
ｽﾘｽﾘ
悟「A、、、好き...大好き...んっ」
また首元に顔を埋めｷﾞｭｯと抱きつく。
冷えた体に酒のせいか暑い五条の体が触れ温もりを感じた。
悟「A、ちゅーして？」
瞳をうるませそういう姿はいつにも増してあざとくて、つい甘やかしたくなる。
ﾁｭｯ
A「これでいい？」
悟「もっと、」
結局五条が満足するまでキスを続ければお互い疲れて眠ってしまった。
悟「キャー！！！ケダモノ！！」
A「なんでそうなる...」
朝一番で五条の悲鳴で起こされるとは思っていなかった...
顔面真っ赤にして裸体の自身と私を交互に見ていた。
ﾄﾞｻｯ
悟「んーっ」
すべてを諦めたようにまた布団に潜り込めば私に抱きついてくる。
悟「Aのバカ...アホ...」
そう言いながら何故かシュンとしている。
悟「お前なら力ずくで止められるだろ俺の事...」
「バカバカ」と沢山バカバカ言われたがなんで怒られてるのかはピンとこず。
A「嫌なら止めるのは簡単だったけど。五条に触られるの、嫌じゃないから」
そういえばピクリと身体がはねたのち口をひん曲げ涙目で怒られた。
悟「初めてはシラフがいいじゃんっっっ！！Aのバカ！！」
乙女？
乙女なのか？？
少女漫画か？？
ん？？
私の中で乙女五条が形成されていくが「はっ」として我に返った。
A「昨日のこと、覚えてない？」
そういえばキョトンとしている。
A「昨日はキスまでしかしてないよ」ﾌｯ
そう笑えばｶｧｧｧｯ////と死ぬほど真っ赤になった五条は「引っ掛けたな！！最低っ！！///」と反対側を向いて布団をかぶってしまった。
A「私も、大好きだよ」
布団から出てこない五条に、昨日の返事と言わんばかりに耳元で囁やけば「知らないっ！！///」と裏返った声が聞こえた。
可愛い最強さんは微笑ましかった。
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るぅちゃみ(プロフ) - 更新楽しみにしています(◍•ᴗ•◍) (2月26日 18時) (
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2024年2月25日 23時
