最強で純粋な我らが坊っちゃん Ⅱ【呪術廻戦】 (ページ28)

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醜態ページ28

Aside

結果から言うとバカほど怒られた。
その間五条は後ろから抱きついて頬をすり寄せている。
誰か、こいつを怒る人いないのか？？

ﾁｭｯ

悟「ん、Aの口届かない...」ｽﾘｽﾘ

もう一度言おう。

誰か、こいつを怒る人いないのか？？？

周りからは「もう、結婚すればいいじゃん流れで...」と言う目を向けられる。
その間も五条のキスが止まないのである。

悟「A...俺とチューするの、いや？」ｺﾃｯ

あざとく首を傾げて言う姿に、

野薔薇「キモ」

硝子「キモいな」

傑「同期の醜態は胃に来るね...」

甚爾「ｵｴｪｯ」

恵「キツイ...」

悠仁「センセーすげぇ酔ってんじゃん//」ﾎﾟｯ

見るのも恥ずかしいと顔を覆い隙間から覗き見る純粋虎杖以外は全員酷い言いようだ。

ﾁｭｯ

A「嫌じゃないけど...場所が場所だからな」

仕方なく唇を重ねれば「ん〜っ」と何故か悶えながら首元に顔を埋めてしまった。

硝子「私ら何を見せられてるんだ」

宿儺「つまらんな。小僧、酒を持ってこい」

悠仁「嫌に決まってんだろ！やっと酔が冷めたところなのに！！」

恵「おい、虎杖抑えろ！！まだ完全に酔が覚めてねぇから宿儺が勝手に動き出すぞ！！」

傑「一旦眠らせる？」

硝子「殺すなよ？」

全員「「不穏...」」

ワチャワチャし始めすぐに話題が変わる。
メンツが濃いと一つの話題は10分と持たない...
楽しそうだなぁ。

ｷﾞｭｯ

A「どうした、五条」

静かにお腹に回す手を強めた五条に声をかけた。

悟「Aは...うぅん、、んう"ぅ"」

すると何かを言いかけてしばらくうなり続けている。

結局それ以降も何か言うわけでもなくボーッと私に抱きついたままだった。
酔っ払って大変なことになった虎杖を夏油と冬姉ちゃんで部屋へ。家入と伏黒さんはまだ飲んでるし、伏黒兄弟プラス釘﨑は部屋に帰った。
他の面々も片付けだの、飲んで寝てるだの完全にお開きモードなので私は五条を姫抱きにして部屋まで連れて行った。

ｷﾞｭｯ

悟「A、帰る？」

敷かれた布団に五条を寝かせれば袖を掴まれた。

A「あぁ、久しぶりの実家だし自室で寝ようかと」

そういえば一緒に行くと五条もヨロヨロと後ろをついてきた。

ﾊﾞｻｯ

悟「A、すべすべで冷たくて気持ちいい...」

自室につくなり布団に押し倒され身ぐるみを剥がされたと思ったら、暑いのか自身も脱いで体を寄せた。

酔っ払いは恥じらいがないので最強である。