最強で純粋な我らが坊っちゃん Ⅱ【呪術廻戦】 (ページ25)

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無事ページ25

※オリジナル登場人物アリ※

Aside

A「え、みんなも見えてる...？これ...」

冬希「見えてるわ」

夏希「見えてる」

大輝「えっ、俺見えてねぇ...」

辰彦「俺は見えてるが、、、大輝...お前は多分元から見る方の才能はなかったようだな...」

夏希「どんまい兄ちゃん」

冬希「見えなくたってひと捻りでしょ。こんな口」

宿儺「ほぅ、言うな小娘」

大ちゃん以外はみんな見えてる...

悟「術の方はどう？Aは模倣かコピー...憂太に近い術を使えるようになってるけど」

そう五条は聞きながら面々を見る。

冬希「術は特に使えるような気はしないわ」

夏希「同じく」

大輝「同じく」

辰彦「同じくだな」

五条も「うーん、見た感じ元から術がないのか既に取り込まれたあとなのかだねぇ」と話している。

雪乃「ﾌﾌｯ、みんな無事ならそれでいいでしょう。術式がなくたってね」

凛とした声に全音が通路を見た。

A「母さん...？」

甚爾「姉貴！！」

その姿を見た全員が母さんの方へ走り体を支える。

悠仁「どどど、どうしよ、車椅子？伏黒の姉ちゃん車椅子どこ！？」

野薔薇「とと、とりあえず、硝子さん！？硝子さーん！！」

大輝「どどどど、どうしよ、え、包帯とかいる？？？」

冬希・夏希「「いらんいらん」」

目が、開いてる？？
喋って、、、声も...

五感、戻ってる？

ｷﾞｭｯ

A「母さんっ！！！」

辰彦「A、危ないぞ！」

母さん、母さん... っ！！

何度もそう呼びながら抱きついた。

雪乃「辰彦そっくりね...強くて、優しくて、泣き虫で...ねえ、A。お誕生日、おめでとう」

「あの時、言えなかったものね。長い間待たせてしまったわね」と頬を擦り寄せる母さん。

津美紀「車椅子、持ってきました、！」

硝子「A、一旦車椅子へ。夏油、五条、手伝ってやれ」

そう言われ少し離れた。

悠仁「うわっ、ちょ！！」

ﾄﾝｯ

すると離れた間にｽｯと虎杖が入ってきた。

宿儺「あやつを倒した褒美だ。あっぱれであった」

虎杖から伸びた両手は母さんの無くなった両腕に添えられた。

へ？

恵「無くなった腕が...」

甚爾「再生、した？」

全員が呆気に取られている中、宿儺の不気味な笑い声だけが響く。

雪乃「光栄ね。呪いの王にお目にかかれるだけでなく、腕まで治してもらえるなんて」ﾌﾌｯ

ただ一人母さんは笑っていた。