最強で純粋な我らが坊っちゃん Ⅱ【呪術廻戦】 (ページ11)

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結婚ページ11

※オリジナル登場人物アリ※

Aside

A「おめでと。勝ったの？」

「バッチリ優勝！」とピースサインでニカッと笑う大ちゃん。

悠仁「すっげぇぇ！！藤宮大輝選手じゃん！50m3秒で走ってボ○トの記録塗り替えた人！」

野薔薇「今オリンピックシーズンよね！？ってことはそれ！！」

1年2人に「Aさんそれ触らせてぇぇ！！」と詰め寄られメダルは強奪されたがまぁまぁ...

A「実家帰るの？珍しい」

普段は東京にいるのに実家に帰るということは今回大ちゃんも呼び出されたのか。

大輝「呼ばれたのもあるけど...ｼﾞｬｰﾝ！！結婚報告〜！！」

服の中に入れていたのか、首からかけられているシルバーリングを見せて笑顔で言われた。

ｶﾞｼｯ
ｶﾞｼｯ

悠仁「ヤバイじゃんヤバイじゃん！！週刊誌ネタじゃん！！」

野薔薇「ちょっと！！それまだ発表してませんよね！？しまってしまって！！」

有名人という自覚のない大ちゃんこと私の兄(藤宮家長男)は「ハッっっ！！」と2人に言われてあたりを見る。

大輝「セーーーフ！！」

全体的にバカだが私と体術で手合わせしたら秒でやられる(私が)。

大輝「ところで、Aもその人と結婚報告？」

そう言われ私の隣に座る五条を見る。
置いてけぼりにされて拗ねて頬を子供のように膨らませ、手はしっかり恋人繋ぎで主張している。

ちなみに藤宮家の人間にとっては、ほぼ五条悟は名前しか知らない架空の人物なので五条を見たところで分からないのである。

悟「け、///」

大ちゃんの結婚報告というパワー四字熟語で顔面真っ赤になった五条。

野薔薇「なに！？そういうことなの！？だから私達も呼ばれたの！？お友達もって！！」

悠仁「マジで！？俺制服持ってきてねぇよ！！結婚式とか私服でいいの？現地ついたら買い行く？？」

大輝「あっっ！！俺も正装オリンピックのときに着た代表ユニフォームしかないっ！！俺も買いにいくの付いてっていい？？」

甚爾「逆にレアだろそれ」

恵「一周回ってそれで出たらどうですか...日本背負ってますから正装ですよ多分...」

津美紀「初めて生で見るのでぜひ私は見てみたいです！」

盛り上がってきた五条と私を除く面々は楽しそうだ。

悟「け、っこん...///」ﾎﾞｿｯ

そうつまりながら小さな声で繰り返せば、私の耳元に顔を寄せた。

悟「...する？」

上目遣いで言う姿に、これが世間で言う"あざとい"と言うやつなのかとしばらく固まったのは言うまでもない。