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打撃 ページ22

Aside

A「お母さんの弟」

甚爾「お前、母ちゃんに似てんな。髪もこんな短くしちまって。絶壁も相まって男だぞ」

悟「オッサン。Aはちゃんとあっから」

甚爾「ほぉー、筋肉の話か?」

悟「胸の話だバカ」

甚爾「胸筋ではなく?」

悟「...それは...盲点だった...」

さっきまでのヒリついた空気から一辺。
コントになった。
なんだ?お前ら私に殺られたいんか?

理子「A、筋肉でも脂肪でも胸は胸」ポンッ

傑「A、胸はなくても下着でカバーすればいいと思うな」ポンッ

黒井「A様、大丈夫です!A様はありのままが素敵です!」

黒井さん以外殺っちゃっていいかな?
お?お??

甚爾「しっかし、あいつ(姉貴)にガキか...」

スパーン

A「いっ...っ!!」

突然だった。
ぶん殴られノックバック。
かろうじて防いだが...

痛すぎるでしょ!!
五条や夏油の打撃ならこんなにひびかないっ!
骨にジンジンとひびく打撃。
皮膚もえぐれたのではないかというほど痛い。

甚爾「Aっつったか。あいつの娘なら強いよなぁ...。お前が俺に勝ったら...見逃してやるよ」

ニヤリと口角を上げる姿が、母さんと重なる。
あの人も、父さんとの手合わせではよく笑ってた。
戦いに楽しさを見出す戦いの天才...

A「五条夏油、理子を連れて先に行って」

そう言えば足がすくんだ。
だめだ、2人にビビってるところを見せちゃだめ。

悟「やれんのか?」

A「私をご指名だ。たとえ私が死んでも、任務が遂行できればそれでいい」

悟「分かった。行くぞ傑」

傑「は!?悟、本気で...」

私を指名した。
五条や夏油じゃなく。
そして今は、理子を殺そうとはしてない。
殺意が向いているのは私。

悟「傑。俺達は、呪術師だ」

五条がそういえば、夏油は泣きそうな顔でこちらを見た。
ごめん夏油。
私は今すぐにでもすがってしまいそうだ。
残りたくない。

勝てる気がしない。

強くなると決めてもなお、避けては通れない道。

A「理子。初めての友達だったの。ありがとう...」

私はそれだけ言って背を向けた。

理子「A、、、大好きだから!!」

後から、遠ざかっていく足音。
もう、あとには引けない。

A「負けたとしても、爪痕くらいは残させてもらう...」

甚爾「なんだ、お前の母親はいつも殺る気だったのにな。母親に気後れしてるな」

体術→←名残



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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時

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