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名残 ページ21

Aside

理子「ほぉ、A。五条とはどこまで行ったの」ニヤニヤ

みんなにラムネを配り、さっきまで散々はしゃいでた五条と理子が「疲れた。帰る」と言って一旦ホテルに帰ったのはいい。
が...
A「理子が思ってるようなことは何もない。なんなら五条は婚約者いるからね...」

そう言えば連れ帰ってしまった砂たちを箒で掃いていた黒井さんが「はぁ?」バキッとものすごい反応を見せた。
あの人、こんな怒るんだ...とビビリ散らかしたのはナイショだ。

理子「クズ!ほんもんのクズ!!婚約者いながらAにも手を付けようなんて!!」

黒井「A様、任務後はおまかせ下さい」ニコッ

任務後...とは?
任務後って...

まぁいいや。自業自得だと思って受け入れてくれ五条。
と私は天を仰いだ。

それから、ワンピースなどラフな格好に着替えて水族館に向かう。
その道中の理子と黒井さんの視線は五条に刺さっていた。
無下限が弾いているのか、鈍感で気づいていないのかは知らんが五条はヘラヘラしているが...

その後もカヌーや沖縄ならではの郷土料理を食べたりして高専まで帰った。

理子「階段こんなに長い必要あるのか...」

A「良い筋トレじゃない?」

理子「ゴリラめ...」

A「理子ほんの数日で私の扱い雑になってないか??」

理子「ごめんごめんww」

私の人生で初めての友達とは...あと少しでお別れ。
こんな時間が名残惜しくて、行ってほしくないと思ってしまう。

ギュッ

悟「大丈夫だ」

何を思っての「大丈夫」なのかは分からない。
でも、五条がそう言って手を握ってくれた。

スッ

悟「は、」

ドサッ

その手を力いっぱいに引けば、五条が私の方へ倒れ込む。

悟「おま、///」

全力で赤面する五条だが、

A「間一髪?」

悟「少しかすった。でもギリ回避」

一瞬で理解して体制を整えた。

傑「悟!!」

悟「問題ない」

理子たちに背を向け、来た道を振り返る。

甚爾「なんだ、五感が化物みたいなやつがいるな。おかげで仕留め損なっちまった。俺も鈍ったな」

見た事は...ある。
確か...

A「叔父さん(オジサン)

甚爾「はぁ?誰だてめぇ」

A「雪乃()の娘」

甚爾「はぁ!?」

「マジカヨ」って顔で見られる。

甚爾「なんつうか...その色気のない足といい、絶壁とまでは言わねぇが乏しい胸は間違いなく姉貴の娘だな...」

悟「殺す」

A「なんでお前が怒ってんだよ...」

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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時

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