水着 ページ18
Aside
傑「じゃ、外で待ってるからね」ニヤッ
服がない服がないと私が言っていたからかホテルから海水浴場に行くタイミングで夏油から紙袋を渡された。
マジかよ...
どうすんだよ...
ビキニじゃねぇかよ、は??マジで言ってる?
どうすんだこれ、と地面に座り込む。
理子「おぉ、A...なかなか際どいのを着るんだ...」
A「のぞき込まないでよw」
黒井「さ、最終手段でよろしければ...できればマジの最終手段でよろしければ私のと交換しますか...」
黒井さんがあからさまに嫌そうな顔でそう言ってくるのだから流石に替えてくれとは言えない。
仕方ない...
着替えるしかないと腹をくくって着替える。
その様子を2人が見ているが、今更だ...
A「理子は肌白すぎない?細くて綺麗すぎる...」
着替えて上から高専の制服を着て理子の着替えを見ていればついそんな事を口走っていた。
理子「あ、その...ごめん...。ジロジロ見てたの嫌だったよね...」
A「あ、いや、そういう訳ではなくて。それは慣れてるし。人は自分にないものを見ると羨ましくなるっていうか」
海水浴なんて今まで行ったことがなかった。
夏場はよく短パンノースリーブとかで稽古してるから五条はともかく、夏油も知っているんだろうが。
あちこち傷跡だらけで筋肉もりもりだから、憂鬱ではある...
理子「でも、私はAが羨ましい。沢山努力して、頑張ってきた証だから。かっこいいなって」ニコッ
これが友達なんだってほっこりした。
そうだ、家入に頭を撫でられてきたときもこんな感覚だった。
幸せだなって...
A「理子、ありがとう」ニコッ
そう言って着替え終わって3人でホテルのロビーに行く。
夏油と五条は上からシャツを着るわけでもなく海パンにアロハシャツ。男子って便利だな...
傑「A...上下高専の制服はやばいでしょ...せめて理子ちゃんや黒井さんみたいにTシャツ1枚にしないと暑いし砂だらけになるよ...」
マジカ、みたいな目で見る夏油に拳骨決めてやりたくなった。
ので、仕方なく下だけ脱いだ...
ホテルを出て目の前に海水浴場があるのでそこにパラソルをたて、私達が着替えている間に夏油達が買ってきてくれた飲み物をクーラーボックスに。
A「黒井さん行ってきてください。私は荷物番してますから」
黒井「しかし、、、」
A「貴方が理子と思い出作らなくてどうするんですか...」
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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時