友達 ページ17
Aside
A「私が、星漿体...天内理子の護衛を?」
五条達が先に護衛の任務についていたが、護衛対象が女性ということもあり私も沖縄へ飛ぶことになった。
日数ももう長くないため数日で終わる任務。
私への少しの休暇の意味も込もっているらしい。
その日の朝早くに出発して昼前にはついた。
黒井「よろしくお願いします、藤宮様」
理子「よ、よろしく頼む...」
以前にもまして筋肉質、髪も切って短くなったせいかめちゃめちゃ警戒された...泣いてしまうぞ...私
傑「やぁ、A。飛行機旅はどうだった?」
A「初めて乗ったけど...死ぬかと思った...」
傑「最強が恐れるものが飛行機っていうのも笑ってしまうねw」
夏油にクスクスと笑われながら今日の予定を聞いた。
ガシッ
傑「待ってA。正気?服は?」
明日は水族館らしい。カヌーなんかもやるらしいし海水浴も...
私服持ってねぇよ(圧)
護衛だからてっきりずっと張り付いて、飲まず食わず着替えの時間もないと思ってたからクソ暑い制服だけだよ!!
これ濡らしたらすべてが終わる...
休暇の意味も込めてって...そういう事でしたか夜蛾先生...
死にかけみたいな顔でこの日はホテルに戻る。
天内の部屋がベッドが3つある部屋で私もそこだ。
黒井さんと天内は疲れていたのかすぐにグッスリ寝ていた。
私は2人を起こさないようにベッドに座り寝ずの番だ。
理子「一人だと、つまらなくないのか?」
すると夜中に、目が覚めた天内が声をかけてきた。
A「これが仕事だからね」
そういえばブスッとした顔で怒られる。
理子「五条も夏油も仕事だけど遊んでる!藤宮ももっと楽しそうに遊ぶのじゃ!」
じゃ?
じゃ、とは?
理子「でないと...私の中の藤宮は最後までつまらなさそうな顔になる...」
じゃ、は忘れる事にする。
同化を前に楽しい思い出を沢山作ろうとしているのに、楽しくなさそうな顔のやつが1人いるというのも確かに違う。
A「なら、、全力で遊ぼうかな。楽しくね」
そういえば天内の顔はパッと明るくなった。
理子「藤宮は五条達と同い年なんでしょ?Aって、呼んでもいい?」
私を除く他の護衛メンバーは男か歳の離れた黒井さんしかいなかったようで、歳の近い私と友達になりたいと話していた。
友達、、、か。
友達...。
A「いいよ、理子」ニコッ
私に初めて友達ができた瞬間だった。
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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時