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婚約 ページ15

Aside

悟「あれ、こうじゃねぇの?は?」

あの完璧超人五条にも苦手なものがあったらしい。
軽く夏油ディスりをして五条が私に服を着せてくれようとしたのだが、自分で着付けるのと自分が人を着付けてあげるのでは感覚が違うようでキレ散らかしている。

悟「うっし。これでよし」

A「五条、五条から見て右は私から見て左だから左右反対になってる...私死人じゃんこれ...」

悟「お前生きてんじゃん。喋ってんじゃん。瞬きしてんじゃん」

A「あ、ハイ」

五条は無理やり左右間違ってない論を押し通した。
あとで自分で直そう...そのくらいなら多分私でもできる...

「失礼します」

スッ

そんな中、使用人が入ってきた。

「五条様、大変申し上げにくいのですが...婚約者がいらっしゃるのですから主人へのお触りはやめていただきたく...」

悟「は??」

A「え?マジデスカ?」

表ではケロッと冗談っぽく反応した。
でも、内心はといえば、驚くほど頭が真っ白だった。

アレ、遊ばれてた?私?

悟「いねぇよ!!」

凄く焦った顔。
それはどっちなの?

今まで顔を合わせるだけで睨み合ってた仲の2人が、ある日を境として突然仲良くなるなんて、、、

出来すぎてると思った...

A「で、デスヨネー」

悟「おい、お前も信じん...っ!!」

私、めんどくさい女だな。
女なんて捨てたと思ってたのに。
いっちょ前に、その婚約者さんが羨ましいなんて思うなんて...

悟「泣くなよ...」

五条の手は私の方へ伸ばされたが、その手は私には触れなかった。







悟side

あまりの気まずさに部屋を出た。

「五条様、何かご事情があるようにも見受けられますが...」

さっきの使用人が後をついてきた。

悟「見合い話が上がってる。家の奴らは、意地でも俺とそいつをくっつけてぇんだよ...」

深いため息をついた。
絶対、嫌われた...
遊びで触れてたとか思われた...

何で側にいてほしくもないやつはウジのように湧いてきて、側にいて欲しいやつほど離れてくんだよ...

「ご当主様に五条様が藤宮家にいらっしゃっているという話をしました。すると...」

「こちらの事実確認をしてくるようにとの申し付けを」と紙切れを見せられた。

見せられたのは、次の御三家の集まりについて書かれている紙。
だが、品書きには、五条悟の婚約報告と書かれていた。

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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時

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