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実家 ページ11

Aside

寝るときに抱き枕にされ、ほぼ羽交い締めみたいな状態で寝たせいで体中が痛い。
でも、起きたら五条の姿はなかった。

先に出たのかな?

手合わせ楽しみにしてたし、気合入ってるんだろうな。

そう思ってササッと準備をして出る。校庭に出た。

硝子「あれ、Aだけ?」

木陰に家入がいるだけで誰もいない。
あんなに楽しみにしてたのに五条がいないのも変だな...

夜蛾「傑は任務、悟は家の用事で今朝方高専を出た。悪いが今日は手合わせから自習に変更だ」

先生にそう言われた。
家の用事か...
五条は御三家だもんな。

五条がいないと暇だな...







悟side

寝てたら電話。
起こさないように急いで取って部屋を出た。

またお見合い。

俺はなんとしても手合わせに出るから別日にと訴えた。
でも、いいとこの娘だからと言われ切られる。

いいとこって、御三家よりもいいとこなのかよ。

舌打ちして部屋に戻る。

嫌だ。

そう思いながらベッドで眠るあいつの首筋を撫でた。

A「んっ...ふ」

傑の言うとおりだった。
女はこうすれば可愛い反応をする。
お前もちゃんと女だよな。

そんなことを思って鼻と鼻を合わせた。

ほんの少し前へ出すだけで唇が触れる。
触れてみたい。

その気持ちを抑えて頭をひと撫で。

そのまま部屋を出た。

「悟様、お久しぶりです♡」

家に帰ってさっさと着付けられ自室に行く。
自分で引いてもいない布団が置かれ、明らかに双方の意図が見える。
何かの間違いでガキができればお互いWin-Win。
丸見えなんだよ糞...

悟「あー、はいはい。久しぶり」

「覚えていただけていたなんて。とっても嬉しいです♡」

覚えてる訳の無さ。
声聞いただけで語尾に♡ついてるのがわかる。
気持ち悪い...

あいつ、今頃がっかりしてるか?
俺が散々「明日は来るか?」なんて聞くくせに、聞いた本人がこねぇなんて。

いや、きっとなんとも思ってないんだろうな。
顔色一つ変えずに頷いておしまい。

「あの、私、他のお友達からお聞きしたんですが...悟様はとってもお上手だって」

わざわざ胸を押し当て腕にまとわりついてくる。
見合いした奴らが嘘に嘘を重ねデカくなった俺の噂。

「私は、いかがでしょうか♡」

あいつを触れてるときは、あんなにドキドキして...もっと触りたいって衝動さえあったのに...

悟「さっさと離れろ。いいか?俺の変な噂をこれ以上流してみろ...消すぞクソビ◯チ」

なんでこうも不愉快なんだろうな。

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凜果(プロフ) - 続編R18お願いしたいです(;-;)読んでいてとても楽しいです😭😭頑張ってください! (2月18日 18時) (レス) @page27 id: 845a5e03c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 続編はR18でお願いします!😳🩵 (2月18日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - はじめまして。こんばんは!いつも更新楽しみにしております。ぜひ続編はr付きで見たいです! (2月18日 1時) (レス) @page27 id: 132d199451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2024年2月11日 15時

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