【番外編】イクメンの一日�� ページ26
甚爾side
イクメンの1日は朝はえぇ。
津美紀が俺用に8時にセットしたアラームを蹴っ飛ばして二度寝を決め込み、
それまで二度寝すれば玄関で気配がした瞬間布団から飛び起き窓から脱出。
恵「そう、何度も何度も同じ手食らうか！！」
野薔薇「あんたがこねぇと私らが怒られんだよ！！あ"ぁ"！？」
悠仁「もう理不尽な拳骨はごめんなんだよパパ黒。俺らはたまには拳骨されず1日を過ごしたいっ！！」
恵･野薔薇･悠仁「「「だってクリスマスだもん！！」」」
いつも以上にガチで追ってくるガキ共を30秒で伸して無事逃亡。
アイツら強くなったな。前は瞬殺だったのに...
甚爾「よう」
ガキ共から逃げて来たのはショッピングモール。
そこにいたのはAだ。
A「今日疲れてない？」
甚爾「気のせいだろ」
息子共相手にこの俺が疲れたなんて笑えねぇ冗談だなw
そう言ってショッピングモールに入れば雑貨、服と色々見た。
甚爾「恵、その本欲しいみたいなこと言ってたらしいな。虎杖がペラペラ喋ってた。津美紀はお前が昔やったマフラーまだ使ってるからクタクタになってきてたぞ」
そんな事をボヤけば笑われた。
A「いざとなったらガキ共は任せとけ、って。本当にお父さんしてたんですね」
そんなことを言われ思わず口が空いてしまった。
確かに、俺らしくない。
約束なんていちいち覚えてもなかったが、確かに言った記憶がある。
甚爾「うるせぇ」
コイツは、死ぬことがわかっていたように、百鬼夜行の日に、家に大量の誕生日の手紙、クリスマス、学校の入学と卒業、いろいろな手紙を毎年分残していった。
最初は、手紙だけじゃ味気ないと思って俺の気まぐれで、Aが残していったように贈り物を用意してた。
亡くなった次の日、鉛のように重い体を引きずって、真夜中のコンビニでケーキをいくつか買ったのを覚えてる。
あいつらが寝静まってる中帰って冷蔵庫にケーキを入れ、Aが書いた手紙を添えた。
次の日、サンタクロースなんかが来るよりもずっと喜ぶ、良い歳したガキ共の姿があった。
その日から、卒業式、入学式、恵の昇進祝い、津美紀が学校で賞を取った祝い、全部に何か一つ添え続けた。
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みんちょ - うへー！最&高。主様天才？もしくは神？？応援するしかないでしょう！！ (12月13日 15時) (
レス) @page7 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
しんらん(プロフ) - コメ失礼します。一作目から話に引き込まれて最新話まで読んでしまいました！話の書き方がうまくて尊敬です…！恵や五条達との関係性の変化や今後の展開が気になりすぎます。更新大変だと思いますが、無理せず自分のペースで頑張ってください！応援してます💗 (12月12日 22時) (レス) id: 60887a943f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年12月12日 15時
