予定 ページ17
Aside
建人「貴方、働いてください。4級とかふざけてます？」
A「ふざけてないですゴメンナサイ...」
予定通り七海と灰原が姉妹校交流会期間中は任務に連れて行ってくれた...わけだが
建人「第一、貴方術は今まで通り使えるんですよね？体術は少し衰えたと聞きましたがそれが本当ならただの特級術師ですよね？やっぱりふざけてますよね？」
A「ふざけてないデス...」
キレ散らかした七海を見てあんまり怒ると髪の毛なくなるよ。とか思ってたら察したのか叩かれました。
A「そ、そう言えば、この間はなんで医務室に？」
話を無理やり逸らせば七海がピクリと反応した。
建人「虎杖君と、少し...いや、かなり厄介な呪霊と対峙しましてね。その時に深手を負い家入さんに治療をお願いしていたんですよ」
「灰原は本当にたまたま高専にいただけです」と返された。
A「七海が深手を負ったとまで言う相手、それは相当厄介な呪霊だったんですね」
報告書、後で夜蛾学長に見せてもらえないかな...
建人「えぇ...本当に...」
相当悔しかったのかテンションがだだ下がった七海を見てまた話題の選択ミスかと気まずかった...
その後、数件任務に同行したが「貴方は"一応"4級術師なので見ててください。"一応"」と傍観させてもらった。
一応をめちゃめちゃ強調されたけど多分気のせいですね。
A「昔と比べると動きが洗練されたよね」
そう言えば七海がギロリと睨んできた。
え、七海今日は機嫌悪い日なの？？
建人「貴方が亡くなったと聞いた日からですよ。初心に帰って鍛錬もし直し、夏油さんや五条さんに任務の合間に手合わせもお願いしました」
「もう二度と大切な人を失わないようにね」と呪具をしまって歩き出す七海。
建人「貴方が亡くなった後、久しぶりに貴方と初めてであったパン屋へ行きました。貴方が亡くなったことも知らない息子さん...いえ、伏黒君が、任務から帰ってきた貴方とこのパンを食べると話していた事にどれだけ胸を痛め、自分に無力さを感じたか」
七海の顔は見えなかった。
でも、確かに声が震えていた。
建人「Aさん」
名前を呼ばれビクリと肩を震わせる。
振り返る七海に手が震えた。
建人「もし、私が貴方に好意を寄せていると言えば...私にも怯えてしまいますか？」
殴られても仕方がないと思いキュッと目を瞑ればそんな言葉が帰ってきた。
Why？？？
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みんちょ - うへー！最&高。主様天才？もしくは神？？応援するしかないでしょう！！ (12月13日 15時) (
レス) @page7 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
しんらん(プロフ) - コメ失礼します。一作目から話に引き込まれて最新話まで読んでしまいました！話の書き方がうまくて尊敬です…！恵や五条達との関係性の変化や今後の展開が気になりすぎます。更新大変だと思いますが、無理せず自分のペースで頑張ってください！応援してます💗 (12月12日 22時) (レス) id: 60887a943f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年12月12日 15時
