同期 ページ1
Aside
悟「ここが部屋ね！野薔薇の部屋と隣！」
そう言われて部屋に連れて来られたのが1時間前。
3人の同期は任務に出てるらしくて帰ってきたのが5分前。
1人は死んだという最悪の状況。
いや、場違い感すごくないか私...
そんな場違い感でさらにチキンになってしまったせいか部屋でぽつん。
真希「おい、新入り。同期死んだらしいじゃねぇか。他の二人と訓練すっからお前も来いよ」
そう言われてグラウンドに出ていった。
いや、真希軽すぎないか？
1個下が死んだんだよね？
ふむ...
グラウンドに向かえば見知った顔がいた。
恵...と、同期、だったんだ...
あまりの衝撃にモヤモヤした気持ちより先に嬉しさがこみ上げた。
野薔薇「この子が4人目の新入生？」
そう聞かれコクリと頷いた。
野薔薇「紅一点、と言いたかったけどあんたメチャメチャ美形じゃない！！釘崎野薔薇よ。よろしく。野薔薇でいいわ」
そう言われまたコクリと頷いた。
恵「伏黒恵。お前、名前は？」
私の名前は、藤宮Aです。
私の名前は、藤宮Aです。
そう聞かれ心の中でメチャメチャ練習した名前を声に出した。
A「わ、わた、」
全員(わた？)
A「わ、わた、」
パンダ「わた？」
A「わたs...」
傑「悟〜！今晩鍋パだって！！」
A「ナベです...」
悟「喪中に鍋パはいかれぽんち過ぎんだろ！食うけどさ！」
え？
このタイミングでそんなバカでかい声で話す必要ある？
五条と夏油から100mは離れてるんだけど何なのそのバカでかい話し声？
横にいるんだからそんなに大声で話すことなくない？
野薔薇「へー、ワタナベのナベの字ってすごい種類あるわよね？どれ書くのよ」
ほら見なさいワタナベさんになっちゃったじゃないですかっ！
覚えとけよ五条と夏油...
A「コレデス」
野薔薇「あ、助かるわ〜簡単な方の渡辺ね」
真希「名前はなんていうんだ？」
A「Aデス」
パンダ「うち癖の強い名前の奴ら多いから平凡な名前がやっと現れたな」
棘「しゃけ！」
恵「アンタが言いますかそれ...」
結局偽名までできてしまった...
気づけば色々失敗してた...
変身系ゆーちゅーばーとか言う人に連れられて美容院に連れて行かれ髪を染められ...髪も切られ、生まれ変わった当初は当時の私とほぼ同じだったのに変わり果ててしまい...
名前まで謎の渡辺という名字がついたせいで誰かが気づいてくれるのを待つのは絶望的...
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みんちょ - うへー！最&高。主様天才？もしくは神？？応援するしかないでしょう！！ (12月13日 15時) (
レス) @page7 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
しんらん(プロフ) - コメ失礼します。一作目から話に引き込まれて最新話まで読んでしまいました！話の書き方がうまくて尊敬です…！恵や五条達との関係性の変化や今後の展開が気になりすぎます。更新大変だと思いますが、無理せず自分のペースで頑張ってください！応援してます💗 (12月12日 22時) (レス) id: 60887a943f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年12月12日 15時
