稽古 ページ8
Aside
津美紀「妖精さん、行ってきます!」
恵「いってくる」
数日が立つ頃には津美紀ちゃんと恵くんには呪霊が妖精さんという名前に進化を遂げていた。
ちなみに命名は恵くん。
どうやら絵本で読んで知ってたけど思い出せなくてモヤモヤしてて、やっと思い出せたと喜んでいました。
花御「いってらっしゃい」
いつも通りに津美紀ちゃんを学校に送り、恵くんを抱っこして幼稚園に連れていき長い戦いを繰り広げ高専へ。
傑「やぁ、A」
来る学校間違えたかもしれないので帰ります...
ガシッ
悟「そうはさせねぇよ。お前、特級になったんだろ?」
やっぱり間違えてました...
ガシッ
硝子「悪いA。煙草で買収された」
硝子が私の手首に触れているため術式を発動できない...
私の術式は重力を操る。
体に触れているものは無差別に術を使ってしまうというデメリットがあるので使えない。
ガシッ
悟「ちょっと付き合えよ俺らの稽古」
ガシッ
傑「そうそう。減るもんじゃないし、特級術師になったんだ。私達に負けるわけないよね?」
ガシッガシッ
悟・傑「「なぁ?/ねぇ?」」
硝子の方を見れば一向に目を合わせてくれない...
終わった...
結局稽古に付き合わされた。
夜蛾「A、お前が稽古に参加するなんて珍しいな」
連行されました...
ため息をつきたくなるのを抑えながら構える。
硝子「じゃ、はじめで」
硝子の合図で始まった。
〜10分後〜
悟「術式使ってんじゃねぇーよ!!俺ら素手だぞ!使ってねぇーだろ!!」
傑「術式は卑怯じゃないか!?」
仕方ないだろう。
私は女だから使わないと貴方方にかすり傷もつけられませんよ...
蹴りに重力を駆けて落とせば凄まじい威力に五条からおもわず「ウゲッ」と声が漏れた。
結局追加で20分ほど体術稽古(私だけ術式込み)を行った。
むり、むり...
術式無しでどんなフィジカルしてるんですかこの二人...
顔面もいいし、前髪へんだし、どっちも1年でもうエリート1級術師だし、私の話術では話しかけることすら憚られる...
帰りた、
ガシッ
悟「待てよAチャン、そんな透かした顔で勝った気で帰るつもりか、あ"ぁ"?」
ガシッ
傑「まだやれるだろう?私達相手に汗一つかいてないじゃないか」
汗は貴方方を前にして緊張で蒸発したからないだけだから、もう帰してください...
硝子「ウケる、Aビビリ過ぎて固まってる」
カシャッ
夜蛾「撮っている場合か」
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虹心(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とっても面白いので大好きです!更新頑張って下さい! (12月7日 14時) (レス) id: 9e6108b140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年12月6日 9時