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感覚 ページ5

Aside

恵「ごめんなさい...」

建人「いえ。偉いですね。ですが、お姉さんの言う事はしっかり聞くようにしてくださいね」

恵くんが謝れば優しく頭を撫でてそういう男性。

ギュッ

恵「お母さん」

建人「え、、」

しかし離れようとする手を掴んで恵くんはしっかり訂正。
なんだか頬が緩むような感覚。必要とされてる。そう思えた。

建人「若いのに大変ですね...」

そう言ってお会計に行く男性。
結局名前は聞きそびれてしまいました。

恵くんとパンダと兎と亀のパンを買えば帰宅。

津美紀「おかえりなさい!」

すると津美紀ちゃんの方が早かったらしい。

恵「津美紀はパンダ。お母さんは亀」

すると恵くんがパンを取り出しては津美紀ちゃんに見せる。
津美紀ちゃんは驚いたような顔をしたけど直ぐにニッコリと笑った。

お風呂の準備をしているときの事です。

津美紀「おかーさん!」

そう言う津美紀ちゃんに「なーに?」と振り返ればフフフッと笑われた。

津美紀「ナイショ!恵とお風呂行ってきます!」

A「うん、暑かったら湯船ぬるくしていいからね」

いつもよりももっと楽しそうな津美紀ちゃんに頬が緩んだ。

一通りすることが終わり、恵くんと津美紀ちゃんを寝かしつける。
そして任務に行く準備をしていれば、

津美紀「お母さん...どこ行くの?」

そう泣きそうな声色で津美紀ちゃんが起きてきた。

A「お仕事行ってくるだけですよ。朝には戻るから。朝ごはんは、今日買ってきたパンを3人で食べよう?」

そう言えば津美紀ちゃんがギュッと抱きしめてくれた。
きっと、行かないでと言いたいんだ。
でも、津美紀ちゃんは迷惑をかけまいと言わないだけ。

A「約束だよ。ちゃんとお母さんはここに戻ってくる。津美紀ちゃんは恵くんとそれまで仲良く寝る。ね?」

津美紀「うん!」

しっかり指切りをすれば満足したのか「いってらっしゃい!」と手を振ってくれた。
行ってきますと振り返した。

家に鍵をかけて歩き出したとき...

花御「待ちなさい」

呪霊だろうか。
それも、随分と強い...

でも、庭で術を使えない。
呪霊が暴れることも避けたい。
ここには、三人で植えた木や花が沢山ある。
二人が悲しむようなことはさせない。

睨み付ければ「やはり」と近づいてきた。

花御「しばらく、この庭に住まわせていただきたいのです」

嘘を言っているようには見えなかった。

花御「契約を提案します」

呪霊→←安堵



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虹心(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とっても面白いので大好きです!更新頑張って下さい! (12月7日 14時) (レス) id: 9e6108b140 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年12月6日 9時

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