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本能 ページ14

Aside

呪霊って、ご飯食べないよな...
恵くんを抱っこしてカートを押す。

津美紀「お母さん!これほしい!」

そんなことを考えていれば津美紀ちゃんがお菓子を持ってきた。

恵くんは自分もお菓子をもってきたそうにウズウズしている。

津美紀「恵、お菓子ほしいならお母さんからおりないとダメだよ!」

絶対に嫌とでもいいたげに顔を歪める恵くん。

A「あとちょっとで恵くんも小学生だよ?」

そう言えば「ずっと年長さん」と返されてしまった。

真人「これほしい!」

A「だめです返して来なさい」

真人「なんで俺だけ!いいじゃん!」

突然現れた呪霊に恵くんがウゲッて顔をした。

真人「やだやだやだー!絶対買ってよこれ!!これほしい!」

恵くんと津美紀ちゃんはここまで手がかからないのを考えると...そうとうな駄々っ子呪霊だ...
これは特級レベルの実力(駄々っ子)がある...

そんな呪霊に恵くんが一言。

恵「ここガキが来るところじゃねぇよ」

貴方も立派なお子様だけどね。
あとここスーパーだからお子様いっぱいいるよ。
そういうマヂレスは置いておくことにする。

真人「いいじゃん、俺だって迎えについてきたって...」

ブスッとして不貞腐れてしまった呪霊。

恵「大人が駄々こねて恥ずかしくないのかよ」

グサグサと言葉で攻撃していく恵くん。
辛辣だ...

真人「大人じゃないよ!ついさっき発生したばかりなんだ俺!」

恵「嘘つけ。大人じだろ」

真人「ほら見ろよ!お前と同じくらいのサイズにもなれる!!」

恵「なってるだけだろ」

真人「んっ〜!!」

プンプンとでも言いたげな雰囲気で口をひん曲げてしまう呪霊。

津美紀「お母さん!妖精さん来てるの??」

A「ほら、そこのお菓子が浮いてるところに妖精さんが来てますよ」

わー!と津美紀ちゃんが駆け寄る。

真人「あ、ちょっとまって、」

焦ったような呪霊の顔に急いで津美紀ちゃんの手を取った。

A「妖精さんちょっと怖がってるみたい。まだもう少し待ってあげて?」

そう言えば「うん!」と元気よく返事をした。

真人「まだコントロール難しくて俺が触ると形変わっちゃうんだよね」テヘッ

「彼女に下手なことすると花御に殺されちゃうから気をつけないと〜」と笑ってそんな事を言うのだから冷や汗をかいた。
すこし、この子は花御と陀艮とは違う。
敵意や悪意ではない。
純粋な無知ゆえ、あるいは呪霊としての本能。
どちらにせよ見ていないと危ない。

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虹心(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とっても面白いので大好きです!更新頑張って下さい! (12月7日 14時) (レス) id: 9e6108b140 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年12月6日 9時

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