違和感 ページ25
Aside
何はともあれ、七海と共に呪霊を払いながら灰原たちを探す。
A「呪霊、多くないかな？そろそろ残すところボスくらいだと思うんだけど...」
最初こそ京都側の術師に襲われていたけど、遭遇すらしない上に呪霊はこちらが全て狩っている気がする...
その違和感に七海は険しい顔。
歌姫「アンタねぇ！私は先輩よ！？」
直哉「せやかて、重いもんは重いやろドブス！！」
雄「禪院、僕は走れるよ！」
直哉「雄君足折れとるやろ！？逆にドブスが走れ！！」
歌姫「ドブスドブスって、じゃあアンタはドブカスよクズ！！！」
しかし、杞憂なのかボロボロの歌姫と灰原を担いだあの人が前方から走ってきた。
建人「禪院、灰原！」
手を振れば気づいたのかこっちに来る...が、
直哉「後ろのバケモンどうにかしてや！！！」
後ろの、化物？
その言葉に建人と私は黙って三人に背を向けて走り出した。
建人「あそこまで気色の悪い呪霊初めてですよ！！ 」
A「ごめん、私も基本虫とか大丈夫なんだけどアレは無理！！」
結局全員で追いかけてくる気色の悪い呪霊から逃げ回る事に。
直哉「じゃあ、じゃんけん！！じゃんけんにしようや！！」
「「「「最初はグー、じゃんけんポン」」」」
直哉「チョキ！！」
手が塞がっていて手を出せないあの人はチョキと言った。
ほかは全員パーなためひとり勝ち。
歌姫「禪院行け！！」
直哉「はぁ！？めん玉ついてんの！？勝ったやん俺！！」
建人「誰も勝った人が払わなくて良いなんて言ってません。一人に絞れたんですから行けください。」
ｶﾞｼｯ
歌姫「A〜！！」
雄「七海ありがとう！」
七海がそういうのを合図に後ろを向いて私は歌姫を、七海は灰原をあの人から受け取り全力疾走した。
直哉「覚えとけよお前ら！」
叫ぶあの人。
数分後試合終了の合図が聞こえた。
直哉「キッッッッショ！」
帰り際に見たあの人は紫色の血なのかヨダレなのか、あの呪霊の汁なのかにまみれていた。
建人「汚らわしいので近づかないでください」
直哉「けが、け、汚らわしい！？最速の男から逃げられると思うなよ！？」
ｷﾞｭｯ
するとあの人が七海に抱きついた。
建人「っ...」
直哉「やめて！そんな蔑んだ目で何も言わずに見んといてや！」
泣き真似をするあの人と七海に更に灰原が抱きついた。
雄「禪院、本当にありがとう！歌姫先輩も、七海もAも、本当にありがとう！」
直哉「雄君ええ子すぎひん？」
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お松 - クォーターオモロｗｗいやーまじでこれ好き♡更新頑張ってください！ (11月25日 17時) (
レス) @page20 id: f0ee455632 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - ドンピシャハマりました🙇♀マジでめっちゃ好きです！！他の作品も見せてもらっていますがどれも最高です✨後、七海のワタシ、クォーターのところめっちゃ好きですww吹いちゃいましたww本当に最高です✨更新頑張ってください❗ (8月7日 9時) (レス) @page21 id: 90fd568f40 (このIDを非表示/違反報告)
わんだほーい！ - すごく好きです！更新がんばってください！！ (8月6日 4時) (レス) @page17 id: 387c9e438b (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - シリアスにゴリラは強過ぎて笑いました！ (8月5日 17時) (レス) @page18 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
一般星人 - イケメンが増える増える…頑張ってください！ (8月5日 14時) (レス) id: 68366e79b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年8月2日 4時
