検索窓
今日:8 hit、昨日:14 hit、合計:26,688 hit

一緒 ページ10

Aside

夏の目を見ながら、術を使った。

A「生きて...幸せになって...そして、」

私の事は忘れて。

そう言いかけたとき、五条に後ろへ引かれた。

悟「傑だけノーダメージはフェアじゃねぇよ...オマエみたいないい女に振られたの永遠に引きずらせとけ」

真剣な表情で言う五条に夏は目を丸くした。

傑「悟...何、する気?」

私はその日、夏の目の前で封印された。

ーオマエを...助けてやれなくて...ごめんー

一番最後に聞こえたのは、苦しそうな声色でそう話した五条の言葉だった。

夏...ごめん...伝え忘れてた。

私ね、特級呪霊の三猿なんて呼ばれてるけど、それは周りの人たちがそう呼んだだけなんだ。

夏のおかげで昔の事、鮮明に思い出した。
あの時、焼け死んだ私を供養してくれたのは...あの男の人、夏油傑だった。
毎日毎日私に話しかけてくれた。
最初は私への憧れや自身の幸福論だったけど。
それは次第に私に感じていた愛情を吐いてた。

それがいつしか呪いになって...

私が生まれたんだ。

特級過呪怨霊_A

折本里香と一緒だったんだ。

あの人と夏はそっくりで...もしかしたら、夏は生まれ変わりなのかもしれないね。

悟「何それメンヘラポエマーかよキッショ」

そんな事を考えていれば何故か眩しい光が私を包んだ。

A「うわぁ、相変わらず弱そうな面...隣の女の人強そうなんだけど」

硝子「私のどこが強そうなんだ?隈か?」

A「うん、隈」

ベッドの上。
姿は昔の私の姿。
目の前には五条悟と家入硝子。

悟「どこが弱そうな面だ。イケメン過ぎて惚れるだろ、てか惚れろ猿」

A「は、口悪過ぎん?この人。夏より口悪い人初めて見た、流石自称最強」

悟「自称じゃねぇ、ぶっ飛ばすぞ」

状況がよく分からないけど、
とあたりをキョロキョロしていれば隣のベッドに夏がいた。

悟「上説得すんのクソダルかったのに出てきたのコイツは頭痛起こしそう」

硝子「3日前に封印解いたけどその姿のまま今まで寝てたぞ」

「夏油はお前が起きるまで側にいるって聞かなくて今しがた寝落ちしたところ」と聞いてなんか安心した。

A「出ていいの?」

そう聞けば「出て良い訳ねぇーだろバーカバーカ!」と返ってきた。
あれ、五条悟って、高専時代のまま語彙力は成長しなかったの?

硝子「はぁ...。両面宿儺が受肉してな。それ対策で一時的に封印を解く許可が降りたんだよ」

犠牲→←記憶



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
442人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

moo(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございます!ギャグとシリアスのハーモニーが最高に面白かったです!夏呼びが堪らなく愛おしいですー! (7月12日 4時) (レス) @page15 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメ失礼します。七海建人のビビリなウサギちゃんと言うお話が大好きでいたのですが、伊織様だと知らず、ビビりましたw続編なのですが出ていないのでバグだと思います。もう一度設定する事をお勧めします!多分治ると思うので...更新無理のない程度で頑張ってください (7月10日 14時) (レス) @page12 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年7月9日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。