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知恵熱 ページ17

傑side

硝子「知恵熱だな」

悟「ガキかよww」

腹を抱えて医務室のベッドで転げまわる悟に1発入れたいところだけど我慢だ。

知恵熱...ね...

A「夏、宿儺に腕もがれた」

傑「はぁ...」

硝子・悟「「絶対アレじゃん」」

ドスッ

A「なッ...ナツ...ザン...ぎ、ぎぶ、ギブです...」

思いっきりニーブラキメてペシペシと腕を叩くAでハッとした。

傑「すまない...これ以上バカになる可能性を考慮していなかった...頭は大丈夫?」

A「清々しいほどにディスってくるのはもはやそれは(一種の)愛情表現??」

そんな事を言ってケラケラ笑うA。
そうだよ...Aは愛情表現なんて思ってもいないんだろうけど...私は君を好きになってしまったようだからね...

悟「オッエェ〜、勘違い猿きも〜い♡」

A「でも、そこが好きなんでしょ?昨日の告白でそう言って...モゴッ」

はぁ??

悟「今僕に祓われるか、嘘でしたごめんなさいって言うか2択。3秒時間あげる」

ペシッ

A「照れ隠しならもっと有効にやりなよ。冗談でもそういうの、好きじゃない」ギロッ

Aは悟の手を払いのけるとまた何処かに行った。

悟「あ"ぁ"ぁ"ぁ"あのクソ猿〜!!!」

硝子「なんだ、やっぱり振られてたのか。お前の顔面でも落とせないのはすごいな」

告白って...

傑「告白、したの?悟が?誰に?Aに??」

頭は大混乱。

昨日は、そんな事、Aは一言も私に話さなかった...
というよりずっと追いかけっこだったから話すタイミングなかったの間違いか...
でも、どのタイミングで??一体、いつ??


悟「べ〜ッ。傑には教な〜い」

子供みたいにあっかんべーをして悟も部屋を出た。
それと同時にまた心の中にドス黒い何かが生まれてしまったのを感じた。
いや、それは何かじゃなかった。
"嫉妬"
ただそれだけだった。

硝子「はぁ。夏油、お前もさっさと言って振られてこい」

バシッ

硝子に背中をぶっ叩かれてハッとした。
1度目は振られてもいい。
でも、きっと今のAは悟をちゃんと意識してる。
それは悟からの好意を知ったから。

なら私も...

そう思って医務室を出た。
多分、悠仁を探せばAがいる。
そう思って探した。

A「す〜くなサ〜ン。あ〜そーぼー」

悠仁「A、もうやめとけよ...。宿儺機嫌悪過ぎて宿儺の愚痴で俺の頭がイカれそう...」

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moo(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございます!ギャグとシリアスのハーモニーが最高に面白かったです!夏呼びが堪らなく愛おしいですー! (7月12日 4時) (レス) @page15 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメ失礼します。七海建人のビビリなウサギちゃんと言うお話が大好きでいたのですが、伊織様だと知らず、ビビりましたw続編なのですが出ていないのでバグだと思います。もう一度設定する事をお勧めします!多分治ると思うので...更新無理のない程度で頑張ってください (7月10日 14時) (レス) @page12 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年7月9日 19時

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