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書類 ページ16

Aside

A「夏?」

傑「う〜ん、」

散々あちこちで大騒ぎした後職員室に戻って書類を見始めた夏。
話しかけても鈍い返事しか返ってこなくて私はうなだれていた。

いいや。宿儺サンが暇な時は遊び(殺し)に来いって言ってたし。そっち行ってこよ...


ガシッ

すると何トン?
君の握力、何トンなの?

ってレベルの強さで腕を掴まれた。

無言こわ...

何も言わないから多分行くなってことなのか。
そう思って結局待たされること一時間...

傑「まったく...そんなに宿儺がいい?」

仕事を終えた夏は、ソファーで寝っ転がって夏を見ていた私の側によってはそう聞いてきた。

そう聞く夏の意図がわからず考え込めばハァとクソデカため息をつかれた。

傑「何をしたらこの猿は意識するんだろうね...する事したら...流石に意識するのかな?」

そう言いながらソファーに近付いてきた夏。
やばい、と思って逃げる事も考えた。
でも...
あまりにも儚げな表情を浮かべる夏に逃げる気が失せてしまった。

傑「う〜わ、同情だけは勘弁してほしいんだけど。今、逃げようとしたのに私の顔見てやめたよね?まったく...」

「いつもはバカでどうしょうもなくバカでもう頭痛が酷いくらいのバカなのに、そういうところが...」と言う夏の最後の方の言葉はあまりにも小さくて聞こえなかった。

A「バカにこれ以上バカって言われましても夏サン....」

傑「自虐しないでくれるかい?私が酷い人みたいじゃないか」

A「実際そんな感じだからいいでしょ。夏の前髪も性格も人柄もすんごい酷いから」

ガシッ

傑「こんなクソ猿なんで...私は...」ボソボソ

なんかボソボソまた言ってるけど完全に私の肩が大爆発寸前、木っ端微塵3秒前。
一人のワールドにいるの??
なんで聞こえないレベルの声でボソボソ言うの?
前髪に阻まれて声通らないの?


傑「声に出てるけど、、、どうする?痛いのがいいか、楽なのがいいか」ニコッ

A「どっちも逝けるやつ...」

その後高専中を走り回る夏と私の姿が目撃されたとかされなかったとか。
もちろん学長殿にはこっぴどく叱られたのであった。

ーーーー
《コメント返し》

moo様お久しぶりです!
中々いいアイデアと夢主ちゃんの設定が思い浮かばず遅くなってしまい申し訳ないです(土下座)
更新速度は遅いですが更新していきますのでこれからもよろしくお願いします!!

知恵熱→←一種



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moo(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございます!ギャグとシリアスのハーモニーが最高に面白かったです!夏呼びが堪らなく愛おしいですー! (7月12日 4時) (レス) @page15 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメ失礼します。七海建人のビビリなウサギちゃんと言うお話が大好きでいたのですが、伊織様だと知らず、ビビりましたw続編なのですが出ていないのでバグだと思います。もう一度設定する事をお勧めします!多分治ると思うので...更新無理のない程度で頑張ってください (7月10日 14時) (レス) @page12 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年7月9日 19時

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