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一種 ページ15

Aside

そうやってバチバチしてたら夏が泣きそうな顔をしていた。

夏、大丈夫。
夏の居場所は私が守る。

両面宿儺にだって負けない悪者演じて、この秘密は墓まで持っていくから。

私が夏を裏切る事は絶対にない。

A「なら、契約を結べばいい。呪術師の業界では子供も知らないのか?」

煽り合い合戦が幕を開けるかと思われた、その時だった。

悠仁「せんせー!宿儺が猿に合わせろってうるさいんだけど近くの動物園ってど...こ。あれ、今そういう雰囲気じゃなかった?ごめん...」

うーん。珍しい髪色の子供、すご。

それが私の初見の感想だった。

宿儺「なんだ、貴様が猿か」

A「すご、その口どうなってるの?」

悠仁「あ、ちょっとまてって!あんま指近づけると噛み千切られるぞ!!」

A「すっご。弱そうだったのに口ついたら急に強そう」

ガシッ

悟「ねぇ、もうやめよう...。特級呪霊なのに宿儺と並べるとバカしか印象に残らないんだよね...。4級でもそんなバカなこと言わないよ...」

ガシッ

傑「A、ごめんね...立派な子に育ててあげられなくて...」

私が発言したら何故か28歳児達に泣かれた。
どういうこと??

夜蛾「すまん。本当に三猿を封印した呪物が無くなったか確認してくる」

えっ...

悠仁「お姉さん、残念な人なん?」

えっ、、
呪霊なのに、人って言われた...

宿儺「自分の術で自分の頭までおかしくなったかケヒッ」

傑「宿儺、いい加減にしろ」

えぇ、とほぼ絶望仕掛けていたら夏が私と宿儺の間に割って入り、五条も近づいてきた。

ガシッ

悟「多分、生まれたときからコレ」

ガシッ

傑「先天的なものであってちょっとやそっと術使ったところでここまで酷くはならないよ」

悠仁「え、」

宿儺の器(?)の子が顔真っ青にして私を見てきた。

うん...

A「ありがとう」ニコッ

もうここまでくれば逆に褒め言葉だよなこれ。
そう思ってお礼を言った。

悟「何ていうか、顔は良いよね。何でありがとうなのかは知らないけど」

傑「顔、正直ドタイプだし騒がしいのもいないと寂しくなるよね」

悟「分かる」

完全に自身の世界に入った二人を横目に呆れた学長殿は帰った。

宿儺「流石にここまで言われると不愉快でわないのか?」

A「何ていうか、一種の(歪んだ)愛情表現だと思って受け止めてる」

宿儺「そうか、阿呆か」

A「ありがとう」

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moo(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございます!ギャグとシリアスのハーモニーが最高に面白かったです!夏呼びが堪らなく愛おしいですー! (7月12日 4時) (レス) @page15 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメ失礼します。七海建人のビビリなウサギちゃんと言うお話が大好きでいたのですが、伊織様だと知らず、ビビりましたw続編なのですが出ていないのでバグだと思います。もう一度設定する事をお勧めします!多分治ると思うので...更新無理のない程度で頑張ってください (7月10日 14時) (レス) @page12 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年7月9日 19時

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