三猿 ページ2
Aside
傑「うーわ、A。こっち寄らないでよ猿臭うつる...」
A「信者に寝込み襲わせるぞ」
私、Aはかの有名な日光東照宮に祀られている三猿からうまれた呪霊。
決してタダの喋る猿ではない。
目の前でファ○リーズをシュッシュしているのが主人の
流石、私の封印を解いただけある。
私の術が発動する条件を理解しているのか信者や他の仲間たちにも呼び方を
傑「それは勘弁だよ。それより、どうだった?」
乙骨憂太見てくるんだっけ?
A「胸デカかった」
傑「この脳みそスモールサイズ。それ乙骨憂太じゃないだろう?」
誰が脳みそスモールサイズだ?
は???
A「ちゃんと乙骨だった!!横の変な呪霊つれたヒョロイのは潰したけど!!」
傑「それが乙骨だ!!どういう神経したら特級過呪怨霊を変な呪霊で片付けられるんだよ!!本っっっっ当に君ってやつは体も脳もスモールサイズだな!!唯一褒められるのは折本里香を倒せた事だけだよ!!」
A「分かってんじゃん。だって私強いもん」
傑「褒めてるけど褒めてないから!!」
A「褒めてるならいいじゃん!夏は誇らしくないの!?」
傑「あ〜!!もう!!誇らしいけど倒すまでやっちゃったらまずいでしょバカ!!」
あ、そーいえば、ちょっとやり過ぎたかも...
◆
◆
◆
悟side
硝子「乙骨の方は里香のおかげで耐性があるみたいだが、真希はこれは起きるか怪しいな...」
二人を任務に向かわせたはいいけど...
硝子に呼ばれて僕も任務から急いで帰ってきてびっくり。
里香のいる憂太ですらベッドで寝てる。
硝子「噂の"猿"か?」
悟「そうだろうね。特級呪霊...三猿。人々の信仰を集める日光東照宮に祀られてるだけあって精神攻撃が得意、ね」
硝子「日光東照宮って仕事運だとか勝負運で有名なとこだろ。なんの関係があるんだ?」
悟「知らねー。ご本人に聞いてよ」
硝子「ならいい」
これは、本物見てどうにかしないと...真希は目覚めない可能性が高い。
硝子「行くのか?」
悟「当たり前。傑と違って目撃情報があちこちにある。東京の町中歩いてるだけで見つかるくらい稀だよ」
でもまぁ、
骨は折れるだろうね。
引けを取る気はないけど、無下限多分通用しないしね。
あぁ〜あ、なんて面倒なもの連れてんのさ...傑...
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moo(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございます!ギャグとシリアスのハーモニーが最高に面白かったです!夏呼びが堪らなく愛おしいですー! (7月12日 4時) (レス) @page15 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメ失礼します。七海建人のビビリなウサギちゃんと言うお話が大好きでいたのですが、伊織様だと知らず、ビビりましたw続編なのですが出ていないのでバグだと思います。もう一度設定する事をお勧めします!多分治ると思うので...更新無理のない程度で頑張ってください (7月10日 14時) (レス) @page12 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年7月9日 19時