新たな歯車�� ページ38
爆豪とAは、どちらも、どこか後悔残る顔で別れた。
そして、その出来事から体育祭の振り替え休日が終わり、始まった新しい週。
だが、雄英でAの姿を見る者は誰一人としていなかった。
そしてA本人はというと...
サー「君は、あと数カ月もすれば死ぬ。だから、せめて、抗うチャンスをあげたくて今回君をサイドキックとして迎え入れた...わけだが...」
A「はい」
サー「家族や、友人に別れを告げなくても、良かったのか？」
サーから、信じられないような話をされているにもかかわらず、ノホホンとしていた。
A「死ぬ気。ないので。現場に多く出る事ができるのなら雄英をやめてでも経験を積みたかっただけです。私はサーを利用しただけですよ。事がすんでもサイドキックとしては使ってもらえるんですよね？」
その言葉にサーは呆れるように呟いた。
サー「はぁ...これはきっとしぶといな...。心配する必要はかったか？」
だが...
A「いずれくる象徴の消失。私はその時に、新たな象徴として輝くんです。誰よりも強い光になる。だから、サー。私は貴方も救いたい。この先の未来も、"みんなと一緒に"歩み続けましょうよ。死ぬなんて、そんなの嫌ですから」
Aのその言葉を聞くとキュッと拳を握った。
◆
◆
◆
体育祭明けの初登校日。私は学校には行かなかった。
いや、退学届をもう出しているから行けないという方が正しい。
この事を知るのは爆豪くんと、根津校長だけ。
家には手紙を置いてきた。
行き先は伝えず、"立派ヒーローになるために。サイドキックとして働いてくる"とだけ書き記した。
そして、マイク先生には長々とした文を送った。
私を支えてくれた事への感謝がほとんど。
そして少しの謝罪文。
そして、いまはサーの事務所。
なぜサイドキックとして雇ったのか、その理由を聞けば、大まかには聞いていたけれど信じられないような理由を耳にした。
サー曰く、私の未来を見た時、"死穢八斎會"の若頭。オーバーホールという男に殺される瞬間を見たらしい。
この死穢八斎會が関わる場所に何故私がいたのかは、分かっていないらしいが、その殺される瞬間の背景にはサー自身の酷い姿が写っていて、死んでいるようにも見受けられたらしい。
サー自身は、まだ不確定要素が多い状況だったが、私自身の死は見えた...そうサーは私に話した。
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雪桜(プロフ) - 続編おめでとうございます。頑張ってください。後、馬鹿は風邪を引かないのではなく、引いたことに気づかないので伊織さんは、馬鹿ではないですよ。文才あるのでその時点で馬鹿では無いので安心して下さい。長文失礼しました。 (2019年5月17日 8時) (
レス) id: c319594b2b (このIDを非表示/違反報告)
常闇と爆豪推し - 続編おめでとうございます！心の中で叫んでまし((すみません リクエストで浴衣を着て祭りに行ってみた…みたいなのをお願いします！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 続編ありがとうございます!リクエストでみんなで王様ゲームやってみたみたいなのってお願いできますか? (2019年5月6日 14時) (レス) id: bac8e89570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年5月6日 10時
