始まった最終試合�� ページ32
爆豪「俺の質問に、答えろ！！」
見たことがないほど焦る爆豪に、Aの中の何かがキレた。
その出来事は一瞬だった...
マイ「おっと！？氷が崩れたと思えば決着ついてる！？爆豪！！足のつま先から首にかけてガッチガチ！！氷ついてんぞ！！？動けねぇぞこりゃ」
A「動けるわけないでしょ」
マイ「A！？怒ってんのか？おーい爆豪！動けそうか？」
爆豪「っ！！！」
マイ「本人から返事なし！！動けなさそうでもあるのでこの勝負！Aの勝利！！！よって、今年の雄英体育祭1年の部は、俺の1番弟子！轟Aの優勝だぁぁぁぁ！！」
爆豪に抱き寄せられると、ボソリと1言呟いてつま先から首までにかけて一瞬で氷らせた。
勝敗がつくと、氷を溶かして自分も抜け出し、足早に会場を出たA。
A「ねじ伏せるって。勝つって。待ってろっていったのに。嘘つき...大嫌い...」
その言葉が何度も爆豪の中でリピートし続けた。
焦凍の言葉に囚われすぎた。
考えてみれば、誰でもいいなら何故こんなにもエンデヴァーやプレゼント・マイクの前でも滅多に見せない喜怒哀楽を見せるのか。
酷く悲しそうな顔を浮かべたAを見て爆豪は、とてつもない罪悪感に襲われた...
◆
◆
◆
何故だろうか。
さっきの試合1つで"彼"への興味は失せた。
今まで唯一、心から惹かれた"彼"への興味は全て消し飛んだのだ。
なのに、この悲しみは心にいすわる。
こんな時に思い出してしまう。
あの医学書を。
"心を病むものの多くは、治療法であったはずの愛に裏切られたものが多い"
私は、彼に好意を持っていた？
だからこんなに悲しいの？
いや、きっと違う。
家ではお父さんが私の唯一の支えであったように、学校では"彼"が支えだった。
お父さんのように強い意志、志しで私に接する"彼"が、その姿が好きだった。
そして私も頑張ろうと思えた。
私にとっての"エンデヴァー"と同じくらい、彼の強さに憧れたから。
彼が純粋に私と勝負して勝つと言ったとき。
何にも代えがたいほど嬉しかった。
なのに...
私じゃ、力不足でしたか？
不満でしたか？
純粋に嫌いですか？
なんで...約束を...破ったの？
ねぇ...爆豪くん...
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雪桜(プロフ) - 続編おめでとうございます。頑張ってください。後、馬鹿は風邪を引かないのではなく、引いたことに気づかないので伊織さんは、馬鹿ではないですよ。文才あるのでその時点で馬鹿では無いので安心して下さい。長文失礼しました。 (2019年5月17日 8時) (
レス) id: c319594b2b (このIDを非表示/違反報告)
常闇と爆豪推し - 続編おめでとうございます！心の中で叫んでまし((すみません リクエストで浴衣を着て祭りに行ってみた…みたいなのをお願いします！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: 2be65d96af (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 続編ありがとうございます!リクエストでみんなで王様ゲームやってみたみたいなのってお願いできますか? (2019年5月6日 14時) (レス) id: bac8e89570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 | 作成日時：2019年5月6日 10時
