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建人side

灰原「何見てるの?」

出社してすぐ端末を確認すれば映るのは相変わらずなにかイタズラをしようと走り回ってる兎の姿です。

建人「ペットを1人にするのは危ないですからね。うちの子(兎)はケージに入れても何故か出てきますし、柵をしてもいつの間にか柵の外にいるので気が気ではないんです...」

はぁ...朝出ていくときにケージにしっかり鍵を閉め、周りに柵でバリケードを築き上げ、イタズラにあいそうなティッシュの箱、ゴミ箱、クッションすべて手の届かないところに上げてきたと言うのに...

灰原「その割には部屋の中ピョンピョン跳ねまわってるけど...あ...七海の服...」

カシャッ

建人「この端末は家にあるカメラで撮れたものを写してくれる上にスクリーンショットまでできる優れ物です」

そう言えば私の服の上で私の服を掘りまわっている兎を見つめました。

帰ったら爪切りの刑ですからね貴方。

そう思いながら端末を閉じようとした時、目に入ったのは凄いスピードでベッドの下に逃げ込む兎の姿と、見慣れた呪術師が部屋に足を踏み入れている姿でした。

灰原「あっ、七海!」

それを見た瞬間の私は何も考えず走り出していました。

灰原「なんで...呪霊なのに"撮れて"るんだろう...」







建人side

建人「うちの子(兎)の耳を持つのをやめてください。その持ち方は狩猟で死んだ兎を持つときにする方法です」

睨めば面白そうな反応をして今度はブラブラと揺らし始めました。

悟「今話してるのは本当に七海?呪霊に憑かれといてその言葉を僕達呪術師が信じると思う?」

呪霊に憑かれる?
やはり、私は何かに...

傑「そこまでだ。悟、言っただろう?私が七海に会いに来ただけ。この兎を祓いに来たわけでも七海と喧嘩しに来たわけでもないから早くおろしてあげてくれる?」

夏油さんがそう言えば五条さんは渋々兎をおろしますが、兎は逃げる訳でもなくただそこに座ったまま。

傑「はぁ...七海がせっかく大切にしてるんだから余計な事はしない。七海が憑かれてるのとこの子は無関係なんだから。はい、七海」

夏油さんから渡された兎は...

建人「怖かったんですね」

気絶ですかね。

悟「え〜、あまりにもワガママボディーな非常食がいたからついイジワルしたくなっちゃった★」

建人「ワガママボディーではありません。しっかり体重も管理していますし平均です」

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ユズナ - 読ませていただきました!めっちゃうさぎさんかわいかったです!正直七海とくっついて欲しかったのと五条とくっついて欲しかったので半々でして両方とくっついてくれてうれしかったです! (7月10日 22時) (レス) @page36 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - コメント返しありがとうございます!【立てば芍薬、座れば牡丹、走る姿は鬼の嫁】も気長に待っています〜!リクエスト良いのですか⁉夏油×(小)猿を…!夏「猿が…」猿(呼んだ?)首コテ。夏「君の事じゃないよ」みたいのが読んでみたいので御一考頂けますと幸いです。 (5月19日 2時) (レス) @page37 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 完結おめでとうございます!七海×兎が最高に面白かったです!過激派も是非とも宜しくお願いします! (5月16日 3時) (レス) @page36 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2023年4月30日 2時

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