痕 ページ32
Aside
ルンルンで車の中でも駆け回っていたら七海に捕まった。
建人「私もそうですから嬉しいのは分かりますが、今は私のお膝で我慢していてくださいね」
兎姿で走り回るとやはり鈍いらしい...
七海にすぐ捕まってしまう...
大人しくしていれば高専に到着。
七海に抱っこされて報告書を書きに行った。
道中五条を発見。
A「番ゲットした」
建人「こら、A。ポケ○ンゲットしたみたいに言わないでください。最近やたら饒舌に話すと思えば貴方が原因ですよね五条さん...」
七海に睨まれる五条はポカンとしたあと私の顔をのぞき込んできた。
悟「僕の番枠空いてるけど来ない？」
A「行かない」
悟「・・・」
「七海の泥棒...」と言いながら膝から五条が崩れ落ちた。
建人「泥棒も何も、最初からAは貴方のものではありませんが」
勝ち誇った顔の七海は五条を見下ろしていた。
悟「あとやっぱり兎の姿で話し出すとうさ子ポケ○ンにしか見えないんだけど。ピカ○ュウ話しだしたみたいな親近感。まぁ、あそこまでは可愛くないけど...」
どの辺に親近感があったのかは分からないけどとりあえず私を貶したいのは分かった。
建人「報告書を書いたら帰りますので。長い間Aがお世話になりました。もう貴方のところにAを預けなくていいよう精進しますから"安心"してください」
悟「今日もう無理。伊地知に報告書投げよ」
A「いつも伊地知に投げてる」
五条と別れて報告書を書く七海の膝で大人しくしていた。
本当は走り回りたいけど我慢...
数十分程で書き終わり提出。
からの帰宅。
久しぶりのお家は...
A「なんか、いっぱいいる...」
兎のぬいぐるみとオモチャ、兎用フードの山だった...
建人「あなたが帰ってきたら沢山喜んでくれるように色々買ってしまったんですよ」
兎の姿で見上げれば優しい顔をしていた七海に、人に戻って思いっきり抱きついた。
建人「突然人に戻るのもいいんですが、もう大人の姿であるという事をお忘れなく...」
ﾁｭｯ
肩のあたりにキスをされたと思ったら、
A「痛いっ！七海が噛んだ！！」
何か噛まれた。
痛かった...
反射的にななみの首のあたりに噛み付いてしまった...
A「ごめん...なさい...」
建人「いえ、だいぶ痛かったですが、綺麗に痕が付きましたね」
「貴方にもついてますよ」と言うから見たら私の肩のあたりが赤くなっていた。
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ユズナ - 読ませていただきました！めっちゃうさぎさんかわいかったです！正直七海とくっついて欲しかったのと五条とくっついて欲しかったので半々でして両方とくっついてくれてうれしかったです！ (7月10日 22時) (
レス) @page36 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - コメント返しありがとうございます!【立てば芍薬、座れば牡丹、走る姿は鬼の嫁】も気長に待っています〜！リクエスト良いのですか⁉夏油×(小)猿を…！夏「猿が…」猿(呼んだ？)首コテ。夏「君の事じゃないよ」みたいのが読んでみたいので御一考頂けますと幸いです。 (5月19日 2時) (レス) @page37 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 完結おめでとうございます！七海×兎が最高に面白かったです！過激派も是非とも宜しくお願いします！ (5月16日 3時) (レス) @page36 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年4月30日 2時
