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Aside
私と五条が任務の間、毎日伏黒が学校終わりとかにお姉さんのところに来てくれていた。
たまに伏黒のお姉さんも来たり、お金貸してってのっそりと伏黒のお父さんが来たりしたらしい。
任務終わり、高専の保健室に灯りがついてたからお姉さんが起きてると思ってコソッと覗いた。
覗かなければ良かった...
そう思ってしまった私は心の狭い生き物だった。
建人(？)「解呪が怖い...消えてしまうのが怖くなってしまって...このままじゃ七海さんも困るし、Aちゃんが七海さんの帰りを待ってるのに...」
目に写ったのは涙を流して話すお姉さんと、その姿に何と声を掛ければいいのか口ごもった伏黒の姿だった。
生きたいと思ってくれたんだ...
その嬉しさとは同時に、消えなければいけないのは私なんだという感覚が酷く襲ってきた。
恵「何か...方法があるかもしれません。Aさんと貴方がどちらも助かる方法が！根拠は無くて...俺の、あったらなっていう願望でしかないんですけど、、」
伏黒も、もう中学生だからきっと分かってる。
私ももう分かる。
私のいるこの体は禁術使用の失敗による代償。
体が禁術使用前に簡単に戻ってしまえばそれは代償ではない。
建人(？)「伏黒君は、優しい人なんだね...でもね、仮に私が助かってももう...帰る場所も、帰りを待つ人も、名前もないの。誰も、望んでいないんだよ？」
私は...待ってるよ...
お姉さんが帰ってくるの。
そう言えたら、どれだけ良かった事か。
恵「じゃあ、俺が待ってます。嫌じゃなければ、俺が貴方に名前をつけます。俺が、俺自身が貴方が俺の側にいるのを望んでます」
まっすぐな、淀みのない声。
そうだ。
七海が言ってくれるんだ私に。
貴方の居場所はココですよって。
五条も、言ってくれた。
ー呪霊、倒したら...高専に戻っておいで...。僕が待ってるから。まっすぐ帰ってくるんだよ？ー
お姉さんと伏黒を見ていると、客観的に私と七海を見てるみたいで...
ここで終わりたくない、終わってほしくないって思った。
そこには、一切の嘘はない。
五条のところに行こう。
1つだけ、確認したい事があるの。
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ユズナ - 読ませていただきました！めっちゃうさぎさんかわいかったです！正直七海とくっついて欲しかったのと五条とくっついて欲しかったので半々でして両方とくっついてくれてうれしかったです！ (7月10日 22時) (
レス) @page36 id: d0e30b129b (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - コメント返しありがとうございます!【立てば芍薬、座れば牡丹、走る姿は鬼の嫁】も気長に待っています〜！リクエスト良いのですか⁉夏油×(小)猿を…！夏「猿が…」猿(呼んだ？)首コテ。夏「君の事じゃないよ」みたいのが読んでみたいので御一考頂けますと幸いです。 (5月19日 2時) (レス) @page37 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
moo(プロフ) - 完結おめでとうございます！七海×兎が最高に面白かったです！過激派も是非とも宜しくお願いします！ (5月16日 3時) (レス) @page36 id: e3fdbdb203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年4月30日 2時
