見る ページ5
Aside
甚爾さんが丁度東京に行って1ヶ月ほど経った頃からだ。
モヤモヤした影のようなものが見えるようになり、それをジッと見つめていれば恵に声をかけられた。
恵「Aさんも...アレ、見えるんですか？」
"アレ"の意味はなんとなく分かる。
私が少し前まで任務で走り回って祓っていたアレの事だ...
私が見え始めたモヤモヤした影のようなものは...呪霊なのだろう...
A「どうだろうね」
その問いに答えている時点で見えていると自白しているようなものなのに、私は曖昧に答えた。
だって、そうじゃないか...
見たい時にどれだけ目を凝らしたって見えなかったのに、見えなくていい時に見え始めるなんて...きっと世界に神はいないんだろう...
悠仁「おーい！A！伏黒！河川敷に屋台並んでるぞ！祭りでもやんのかなー？早く来いよー！」
先を歩いていた津美紀と悠仁達が遠くから私達に手を振った。
歩きだそうとしたとき、恵が手を引いてくれた。
恵「Aさん...辛そうな顔してる...」
俯く恵にハッとして、抱き上げて二人のところまで走った。
この子が私の事で表情を曇らせる必要はない。
恵「走るのはや...」
何故か眉間にシワを寄せ始めた恵を抱えて悠仁のところに行けば...
ｶﾞｼｯ
ｶﾞｼｯ
悟･傑「「A、み〜つけた〜♡」」
いや、意味わからん帰ってもいいだろうか...
お面やらなんやら色々装備した悟さんと、今にもお説教が始まりそうなドス黒い笑みを浮かべた傑に両肩しっかり掴まれている...
ﾍﾟﾁｯ
ﾍﾟﾁｯ
すると抱えていた恵が肩に乗った二人の手を結構本気で叩いたのかいい音がした。
恵「虎杖、誘拐」
悠仁「え、兄ちゃんら誘拐犯！？誰かァァァ！俺らの姉ちゃん誘拐しようとしてる人たちがァァ！！」
オロオロする津美紀、恵に良いように使われる悠仁...
私、知ってる。
最近本で読んだ。
これ、カオスっていうんだろ？
悟「は"ぁ"？このクソガキ〆ていい？」
ブチギレそうにならないでよ...子供相手に...
甚爾･硝子「「お前ら、なにやってんだ」」
結局警察は呼ばれた...
本当に、何をやっているんだ...
ーーー
《コメント返し》
moo様コメントありがとうございます！(土下座)
他にはないようなハチャメチャコメディ目指してるのでそう言っていただけるとめちゃめちゃ嬉しいです！
らーめん様、任務ver.はメガネっ娘だし私服は三つ編みでめっちゃ可愛かったです！ありがとうございます(土下座)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らーめん - 後他にもこのシーンの服とか髪型やって欲しいとか言ってください！内心うっきうきしながら作るので (2023年4月6日 23時) (
レス) id: eaa9446555 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん - しょーゆさんありがとうございます( ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )💖 (2023年4月6日 23時) (レス) @page5 id: eaa9446555 (このIDを非表示/違反報告)
しょーゆ - お久しぶりです！作者さんの文章いつも面白くて大好きです！らーめんさんのイメ画も解釈一致過ぎて悶えました(笑)これからも頑張ってください！ (2023年4月5日 23時) (レス) @page5 id: 3bdb915083 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん - どうでしょうか？ (2023年4月3日 22時) (レス) id: eaa9446555 (このIDを非表示/違反報告)
らーめん - https://picrew.me/share?cd=uD8OfC0Xdx←この画像が甚爾達と居る時の服です！ (2023年4月3日 22時) (レス) @page4 id: eaa9446555 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年4月1日 0時
