再会 ページ17
Aside
また前抱きにされ、寮に帰るまで主はずっと私を見ていた。
寮に戻れば傑達がいて何やら美味しそうな匂い...
悟「何それ」
共有スペースの机にはいろいろな食べ物が並べられていた。
傑「悟の相棒との再会記念に出前をね」
「出前？何それ」と主は首を傾げた。
悟「板前とか呼ばねぇの？飯だけくんの？」
その発言に今度は傑が「は？」と目が点になって硝子が呆れた顔をしていた。
硝子「ボンボンには庶民の寿司が食えんか...A置いて帰れ」
その言葉にすかさず「食う！！」と主は答えた。
傑「うん。だいぶ顔色良くなったね」
近づいてきた傑はそういえば頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと撫でてくれた。
悟「てか...傑なんでAが相棒だって知ってる訳？もしかして...黙ってた？俺に」
さっきまでの和やかな雰囲気とは一変。
急にピリついた空気になった。
傑「気づいたのはAを逃してあげる少し前かな。まぁ、確信はなかったけど」
あ、そういえば...
A「なんで、分かったの？」
純粋な疑問だった。
隠してるというほど隠してはいなかったけど。
人の姿は誰にも見られたことないし、主の前ですら術式をバラシたこともないのに...
傑「犬神についての資料集めをしていたときに、術式に関する記述があったんだ。Aが少し前に共同任務を行った人たちからの証言と照らし合わせてたんだよ。本当に偶然なんだけどね」
そう言うと傑は説明するために持ってきていたのか資料を広げた。
傑「この、犬神との戦いの記録。この人は何百年も前にAと戦ってたった一人逃げのびた人の記録だ。この人が確認できた犬神の術。目に青い炎をまとい、鈴の音が聞こえるとその場にいた仲間達は燃えていったらしい。Aと共同任務をした人に印象に残ったAの姿を聞けばみんな鈴の音、青い炎って言うからね」
確かに...その記述と共同任務をした人の話を聞けば納得は行くけど...
悟「確信にはいたらなくねぇか？」
私もそう思った。
傑「まぁ、後は感だね...半分以上は悲しそうに相棒の話をする悟が、Aが相棒に似てるって言うから期待を込めてっていうのがね...」
感なのか...
硝子「随分適当だな。まぁ、当たってたみたいだけどその感」
悟「まぁ、当たってたから良いけど当たってなかったら傑だいぶ恥ずかしいやつじゃね？」
A「うん」
傑「え...？」
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巴 - ごめんなさい、送信時に変な所触って？が付いてしまいました。 (2023年4月16日 21時) (
レス) @page37 id: b4602eea55 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - 夢主ちゃんの犬っぽい気持ちや仕草は伊織さま？のお兄さん犬の愛の現れですね。私も愛犬がいましたが遠方に嫁ぎ看取れなかったのでお気持ちお察しします。でもね、重い愛でいいじゃない。人生全身全霊ブッ込んで愛する事って幸せよ？ (2023年4月16日 21時) (レス) @page37 id: b4602eea55 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 長々と長文失礼しました (2023年4月6日 7時) (レス) id: d7d4626c6d (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 初めまして伊織凛様、僕はここ最近バッドエンドばかりを見ていたためこういうほっこり系は非常に和んで見ていて癒されます〜この作品は是非ともこのまま平和でいって欲しいものです(あくまで僕個人の意見です)これからも物語を見させていただきます。応援してます！ (2023年4月6日 7時) (レス) @page26 id: d7d4626c6d (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - か、かわいいぃぃ(*´`)♡ 癒しです…人間の姿で主にイチャイチャして欲しい(( デレデレになる五条さん(なるかな？)楽しみにしてます笑笑 更新頑張って下さい！ (2023年3月28日 0時) (レス) @page19 id: 782ae98ba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2023年3月12日 23時
