変わってしまった ページ30
NOside
A「何なのかしら...。ひょっとして私は神に嫌われているのかしら...。主人公一家の救済とかほんとまぢで私がしたかった...。てか、早起きして文句言わずに色々して、ご飯まで作ったのに一体神は何が不満なのよ！私が何をしたっていうのよっ！！」
あの後、のんびりとしつこく寝ていたわんこが叩き起こされ義勇と共に任務へ向かった。
そして、Aは落ち込み続けずっとこの調子。
村田と錆兎は任務、しのぶは急患が入ったようで今朝方に蝶屋敷へと戻った。
そして、無一郎と有一郎は朝稽古が終わればわんこ(二号)を連れて散歩に出かけた...。
Aは現在、一人で寂しくポツンと屋敷の縁側に座っていた。
すると...
煉獄「話し相手が欲しいのなら、俺が聞いてやるぞ！」
煉獄が何か冷たいものを持ってやってきた。
頬につけられたそれを、何だ？と思い触れれば氷ったタオルだった。
A「げ、原始時代に猿が人の言葉を話しているくらいの衝撃じゃない！！この時代にこんな技術あったのね！！」
そんなAに、煉獄はおかしそうにわらった。
煉獄「なんだ！Aもそんな顔をするんだな！柱合会議の度にいけ好かないやつだと思っていたが素は面白いやつみたいだな！」
それを聞いたAは、
A「ふん！私は嫌われ者よっ！いけ好かないやつで結構だわ！」
そう言った。
昔を思い出すようにこの時、Aは空を見上げた。
◆
◆
◆
NOside
A「お兄様！」
？「なんだ。Aか。俺は忙しい。用があるなら早く言え」
Aには兄がいた。
幼い頃から優秀で、しかも男の子。
跡継ぎだった。
けれど、Aもまた兄以上に優秀であった。
いつかは兄のように立派な人間になりたいと幼いながら言うAに兄はイライラが募っていった。
そんなやさきだった...
医者「残念ながら。心臓が弱ってきている。このまま行けば、自力で生きる事は叶わなくなります」
兄は倒れ、搬送先の病院でそう告げられたという。
すると、親は一変。
兄は病院で隔離され、期待はAへと注がれた。
そしてそれから更に数年が立った頃。
兄の容態が急変し、何事も無かったかのように体調が戻った。
A「お兄様！お兄様！！
日向「A様。俺は、もう貴方の兄ではありませんよ」
それを聞きつけたAは兄に会いに行くが、兄はまるで別人のようだった。
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とわ(プロフ) - すごく面白いです！質問ですが執事さんっていくつぐらいですか？ (2019年9月13日 8時) (
レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます！ (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます！応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2019年8月25日 20時
