デレ期ですね�� ページ22
そして、ある日の事...。
有一郎「村田さん。阿呆が渋って柱合会議行かないんだけど...」
村田「は？」
緊急の召集で呼び出されたAは、柱合会議に行きたくないと駄々をこね渋っていると村田ママンに嘆きの声が寄せられた。
そして大急ぎでAの部屋に向う村田。
Aがいつもとは違い布団にうずくまっているところを見て、何かを察した。
村田「行きづらい事でもあるのか？」
Aは結構、分かりやすいようで分かりにくい性格。
無一郎も有一郎も今回ばかりは無理やり連れ出す訳にもいかず、困り果てていた。
村田「一緒に行くか？」
そう言えばモソモソとAが布団から顔を出す。
少し泣いたのか目が赤い。
三人はその事には触れず、準備を始めた。
有一郎「家事は俺ができるから。ゆっくり帰ってきていいよ。阿呆は無駄に金があるからどこ行くのにも問題ないでしょ」
無一郎「いってらっしゃい」
村田「あぁ。お土産買ってくるから。期待しててくれ」
そう言って村田はAの手を引きながらその場を後にする。
お館様の屋敷までは珍しくAが無言で少々心配していた村田。
だが、お館様の屋敷につくとAが村田を担いでそのまま屋敷に突入した。お姫様抱っこと言うやつだ。
村田「おいぃっ！！降ろせ！まずいこれは！A！正気になれ！！」
本当は屋敷の前までの同行だったが、何故か結果的に柱合会議に出席させられるという悲劇が村田を襲った。
柱は全員思ったさ。
「「誰だ...こいつは！！」」
だがその心の声に心の中で「村田です」と答えた。
謎の村田参戦でいつもとは少し違う感じでスタートした柱合会議。
その内容は、わんこの上弦との接触、そして義勇と錆兎、しのぶの正式な柱への任命だった。
そして柱候補への推薦がAからのものだった事もありAの屋敷に暫くの間置くこととなった。
それから問題の柱合会議修了後の柱同士での雑談...
煉獄「しかし、A！珍しいな！一般隊員をお姫様抱っこで抱えてくるとは！」
カナエ「普通は...ない事ですよね」
義勇「・・・」
錆兎「どうした？今日はやけにおとなしいな」
錆兎の一言で柱全員が「うんうん」と頷いた。
A「うるさいわね。貴方達と私では生きている次元が違うのよ。あまり話しかけないでくれるかしら」
(訳・緊張するじゃない！私なんかよりもずっと尊い人達がオールスターでいるのに私なんかが口を開けるわけないじゃない！)
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とわ(プロフ) - すごく面白いです！質問ですが執事さんっていくつぐらいですか？ (2019年9月13日 8時) (
レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます！ (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます！応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2019年8月25日 20時
