口の悪さは加速する�� ページ19
NOside
有一郎・A「って！！可愛い、弟／継子に何やってんだこの糞が！！」
無一郎「うっ！！」
ｽﾊﾟｯ
阿吽の呼吸とは正にこの事をいうのだろう。
無一郎に襲いかかる鬼に気づくやいなやAが無一郎を引っ張り、有一郎がAの刀で鬼の首を落す。
A(と、いうか。この鬼かしら。この兄弟を襲った鬼って。だとしたら私大手柄じゃないかしら。二人とも生きてるわよ？)
有一郎「ふん」
無一郎は固まっていたが、有一郎はこのくらい普通だろと言いたげなドヤ顔でAを見る。
だが、Aは...
A「普通ではないのよ。鬼を倒せない人達は沢山いる。現に今も、その倒せない人達はどんどん命を落としているわ。貴方が。"貴方達"が特別なのよ」
そう言っていつになく真剣な顔で有一郎と無一郎を交互に見た。
A「強い人間には、弱い人間を守る義務が。特別な家系、特別な力を持って生まれた者には、その力を弱い者のために使う義務がある。そういう立場に生まれた人間には。拒否権など最初から用意されていないものよ」
そう言うAの顔を見て二人は息を呑んだ。
いつもはあんなに馬鹿みたいに大きな声ではしゃいでいる(※二人にはそう見えている)Aがとても悲しそうな顔をしている。そんな光景が二人の頭に焼き付いて離れない。
だから。二人は...
有一郎・無一郎「俺／僕、達を。継子に、弟子にしてください。お願いします」
''助けて"くれた事を感謝したくて。
そして、もうAにそんな顔をさせたくなくて。
茨の道をAと共に歩んでいこうと決心したのであった...
◆
◆
◆
執事side
任務に同行したのは良いのですが...
しのぶ「姉さん！急がないと日が暮れる！」
カナエ「ま、待ってしのぶ...」
初っ端から童磨戦と思われる任務に当たってしまったのです...
それは、いいんです。別に...いえ、良くはありませんけど。
よく考えてみてください。
童磨と会うであろう任務にしのぶ様は本来いるはずがないんですよ...
ましてや、最初から。
どうやら...私の存在が影響しているようですね←
おかげで目の前の天使を拝みながら仕事ができて、童磨を早く潰s...ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝ。やっつけられそうですね。
しのぶ「姉さん！折角わんこさんが同行しているのに鬼を逃してしまっては鬼退治の見学にもなににもならないからね！？」
待って推しに...名前(じゃないけど)呼ばれた...死にそう...←口調
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とわ(プロフ) - すごく面白いです！質問ですが執事さんっていくつぐらいですか？ (2019年9月13日 8時) (
レス) id: a4e9e4fefa (このIDを非表示/違反報告)
安倍川餅 Gurmi(プロフ) - 村田さんの溢れ出す常識人ママン感...あ、好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年9月11日 23時) (レス) id: e64fb17954 (このIDを非表示/違反報告)
二次元は癒し(プロフ) - こんなに面白い作品久しぶりに読みましたw更新頑張って下さい。応援してます！ (2019年9月11日 20時) (レス) id: 39bcbfc432 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
りな - 最高!!この作品めちゃくちゃ良かったです!!面白かったです!!更新楽しみにしてます！応援します!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2019年8月25日 20時
